寅さん観察日記#2「続・男はつらいよ」

第2作1969年11月15日「続・男はつらいよ」

冒頭の寸劇はここから始まる。
坪内散歩先生が準主役。散歩先生ってこの回だけの登場だったんだ。
寅さんの最大の理解者の一人。よく飲みよく喋る陽気な先生。
散歩先生の事は筆者が子供の頃に見た記憶があって色んなシーンをかすかに覚えていた。
笑えるし泣けるし、男はつらいよの人情噺の魅力がグッと詰まった良い話。

寅さんの産みの母親(=ミヤコ蝶々)も登場し、見どころ盛り沢山な名作だ。

寅さん、喧嘩シーンは第一作に比べるとほんの少し減っただろうか。第一作のインパクトが強すぎただけか。
粗暴な性格は相変わらず。
寅さんが帰ってくるとみんな恐怖に怯えるのに、旅に出ていこうとすると寄ってたかって引き止める。なぜだ。

さくらの新米ママぶりが爽やかで良い。

マドンナ:佐藤オリエ
ロケ地:京都。スペシャルゲストにミヤコ蝶々!久しぶりに見たなぁ。
主題歌:キーG。歌詞はパターン1

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【寅さん観察日記】
男はつらいよの第一作目を見て、寅さんが頭の中の印象よりも随分と粗暴な性格で驚いた。そこでいつ頃から皆に愛される寅さんへと変化していったのかに興味が湧き、一作目から順に見ていくことにした。
あらすじ紹介が目的ではない。
順に見て思った事、雑感を書き連ねていく。順に見なければ分からない感想が紡ぎ出せればと思う。

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