寅さん観察日記 #はじめに

実はこれが、noteを利用し始めた最大の目的の一つ(笑)

今、BSでやっている「男はつらいよ」の全話放送を見ている。
きっかけは2019年秋頃にNHKでやっていた「少年寅次郎」というドラマ。

このドラマは山田洋次さんが原作を書いた、いわゆる寅さん正史だ。
このドラマが大変面白く、映画をちゃんと見てみようと思い立ち、映画版第一作を見てみた。

すると、見事なまでにドラマから50年前の映画に繋がっていくのだ。
鳥肌モノの奇跡のような脚本。
近年でいうと、スター・ウォーズがそのような作りになっているだろうか。(スター・ウォーズは全話未見のため想像ですが。)
子役の寅さんとさくらも雰囲気がそっくりで、よくこんな子を見つけてきたもんだと感心。

それは良い。少年寅次郎のドラマはとても良くできていた。
問題は大人になった後の寅さんの性格である(笑)
第一作の寅さんが、あまりにも粗暴な性格で衝撃だったのだ。
あれ?こんな人だっけ、と。
筆者も子供の頃、時々正月にテレビでやっている男はつらいよを何となく見た記憶があったが、ここまで凶暴な性格だったっけと。

いったいいつから、寅さんは日本中の皆に愛される人情味の厚い「あの」寅さんになっていったのか。そこに興味が湧いてしまった。
その変化を探るべく、一作目から順を追って見ていく事にした。
(このnoteはあらすじ紹介が目的ではありません。順に見なければ分からない雑多な感想が紡ぎ出せれば良いかなと。)

次回以降、一作ごとに感想を書いてみます。

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