寅さん観察日記#13「寅次郎恋やつれ」

第13作 1974年8月3日 男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

タコ社長のメガネが黄色い。いつからだっけ?
朝日梅太郎、芸人感アップ。
工場が儲かってるならそれで良い。

寅さんが帰ってきてすぐにひと暴れするのはいつものパターンだが、何だかこちらが見慣れたせいか、それともファミリーの対応が落ち着いてるせいか、悲壮感は薄く見える。
慣れちゃダメだ、とファミリーに念を送る。

うた子さん(吉永小百合)再登場。寅さんの旅先で偶然出会う。
うた子さんとお父さんの物語。細やかな感情の機微、静かな田舎の風景。
山田洋次監督のイメージってこうだよなぁと思う作品。

うた子さんの住所の移動が半端ない。
東京→多治見(岐阜)→津和野(島根)→伊豆大島
なかなか波乱の人生を送っているようだ。
この後も再登場して欲しいが、さて。

それにしてもうた子さん、キレイになったなぁ。
一回目の登場よりも大女優感アップ。

マドンナ:吉永小百合
ロケ地:島根県温泉津温泉、島根県津和野
主題歌:キーG。歌詞パターン1

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【寅さん観察日記】
男はつらいよの第一作目を見て、寅さんが頭の中の印象よりも随分と粗暴な性格で驚いた。そこでいつ頃から皆に愛される寅さんへと変化していったのかに興味が湧き、一作目から順に見ていくことにした。
あらすじ紹介が目的ではない。
順に見て思った事、雑感を書き連ねていく。順に見なければ分からない感想が紡ぎ出せればと思う。


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