五月、スリランカ より愛を込めて。

コロナの影響でタイに帰れなくなり、引き続き、スリランカ生活を送っているわけですが、前回記事をアップした時と違うのは、今はホテルではなく、家を借りて日常生活を送っているということぐらいでしょうか。
これが快適なんですよ、ええ。
まず台所がある。ホテル生活の時は、宿主であるラッキーくんの母が作るご飯を頂いていたのですが、もちろん全部、スリランカカレーです。とっても美味しいです。美味しいですけど……そりゃやっぱり、たまには他のものが食べたくなりますよね?そういうわけで、ありがたいことにこの戒厳令の中でもデリバリーをやっているレストランから、たまにはハンバーガーやスパゲティや巻き寿司(!)を注文していたのですが。しかしやはり自炊には負ける。
なんて言っても、自分の好きな時間に好きなものが好きな量だけ食べれる。最高です。

そして更にいうと、前回の投稿をアップした時には「デート相手」くらいだった人が、彼氏という存在に昇格(?)しているという違いもあるでしょうか。
そうです、戒厳令の中、こっそりビーチで逢引していた不届きものは私(と彼)でして、そもそもその逢引にも限度があるだろうということで、
3週間でピリオドを打ち、彼が協力して探してきてくれたこのお家に移ることになったのです。
だってさービーチだとさー、たまーに人は通るし、野犬も多いし、雨に降られたら会えないし、色々不都合が多いじゃないですか。
それでも、満点の星空、輝く満月の下、誰もいないビーチで過ごした時間は最高にロマンチックな思い出で、それこそコロナでもなければ、公共のビーチであんな時間を過ごせることも、当然なかっただろうから、不都合はあれど、不満はなかったです、ハイ。
そして最初の3週間で割とスリリングな経験をしたせいか、二人の仲は非常に強いものになったと言えるのかもしれません。

なんだかんだ楽しそうじゃん!と言われそうですが、そうですね、楽しいです。だけどやはり日本の封鎖の緩さが羨ましい!
毎日買い物には行ける、美味しいものが食べれる、お酒が手に入る、クオリティの高い、そしてチョイスの多いデリバリー、どれもとっても羨ましいです。
え?日本の封鎖は緩くてダメだって言われてるけど?と思ったあなた、きっと読んでるニュースが偏ってます。
私の周りでは、あの緩さで死亡率の低さを考えると、日本はよくやってるという外国人の声ばかりだし、やはり元々の衛生観念や生活習慣、医療体制など、海外に比べてずっと先を行くものだったんだなあと思います。今の時点では。
今回のコロナトラブルで私はよく言っているんですが、「比較とは前提条件が同じ時のみ」意味のあることで、別の国と日本を比べたって、全く意味がない。
どの国も前例のないことをそれなりに対応していると思うし、前例がないのだから今の時点では何を以ってして「結果が出た」と言えるのか、それすらも分からない。
どう頑張っても国の決めたことをひっくり返す手段はないし、コロナを消滅させることもできないのだから、政府や日常への愚痴ばかりじゃなく、協力的に、そして自分なりに楽しくこの時期を過ごすことが大事と思っております。

それでは引き続き、スリランカから私の緩い日常と、椰子の木の下や、海の中でサーフボードに座りながら思索したことを、あてもなく書いていこうと思っております。五月もどうぞよろしくお願いいたします。みなさまが健康で平和に過ごせますように。


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