『だからキミは消えればいいと思う』
19歳の時に鬱と診断された
世の中には「うつヌケ」なんて本もあるけど
私は完治しないまま
治療歴は11年目に突入
幸いにも入院などを要するまでには至らず
毎日夜に多剤服薬で
どうにか社会で生きていくことが出来ている
その間に精神疾患に関わる専門の資格を取り
自分が当事者ながら支援職に辿り着いた
思い返せば祖母は鬱っぽかったし、
父は典型的なうつ気質(発症はしていない)で
母はあんまり大きな声では言わないけど
まあいろいろ巻き込まれたなあとも思う
(今は比較的落ち着いている)
精神疾患は遺伝要因と環境要因が
大きく素因としてあると言われている
なんて不思議な人生なんだろうとも思う
精神疾患には未だ偏見が付きまとう世の中で
どこかの片隅で毎日戦い続けている若輩者です
福祉施設で勤務しているとはいえ、
あまりにも無知や、故に投げつけられる暴言に
頭を抱えたりする
これはうちの職員(管理職レベル)の話
発達障害と知的障害を一緒のものだと思ってた
あまりにも無知な管理者がいる
この2つは発行される手帳も違う
精神の薬は副作用として太りやすさがある
そこに対人援助職としてのストレスも重なる
その仕事を選んだのは自分だからそれはいい
ここ半年で職員、人員的に激動の日々で
休まる日も無く
エナドリで毎日を乗り越えてきた
不摂生と言われてしまえば終わりなんだけど
初診頃(19歳)、
食べられないし眠られなかった
だけど体が動かなかった
ずっと涙が出続けた
みるみる痩せた
目の下のクマはすごく濃かった
最初のうちは投薬が合わなくて吐いたりした
寝て起きたらこの世界からいなくなれると思って
薬をたくさん飲んだこともあった
今は絶対しないけど。
結果今もどうにか生きてるし
鬱は抜けられてないけど
人生としては悪い選択じゃなかったのかもしれない
今は反動のように人並みぐらいに食べたり
週末はスリープボタン押され続けてるように
眠り続けたりもするけど
比較的人生を肯定できるようになってきた
そんなところに先日無知な管理職に
他の職員がいる前でデカデカとした声で言われた
「○○さんさあ、すごい急に太ったよねえ!ええ、なんで〜!?」
フリーズするのはああいう時のことを言うんだろう
痩せられたら苦労してねえ
副作用と戦いながら、仮にも女なので
痩せたいとも思ったりする
でも現状手っ取り早い手段としては
自己断薬しかない
すなわち病状の悪化を指すんだけど
あのおばさんにそんなことまで
考えられる脳みそなんて無い
精神の人の自尊心は低い
過剰に他者から、理解のない何気ない心無い一言を
何度も何度も積み重ねられて
深くえぐり傷つけられた結果でもあると私は思う
言い返したら同じレベルまで落ちると思ったし
かと言って耐えられるほどのキャパも無く
こうやってつらつらとnote書いてるんだけど
専門職としてはこんな無知と
適切に闘っていかなければならないので
自分がどう強くなったらいいかなと考えるばかり
今日はどんな暴言を投げつけられるのかと思いながら
出勤準備してきます......。
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