今死ぬほど辛い君に読んでほしい

私がこうして発信しようと決意した理由。

特に今しんどい環境にいる小中高生の子達に伝えたいの。

私のストーリーを話すね。

私は生まれつき発達障害を持っていたけれど、
病気だってちゃんと認めてくれる人は誰もいなくて、

今なら症状の一部だってわかるような
偏りがちの思考も、物忘れの多さも

誰も私に「実際にどう直したらいいか」
って教えてくれる人はいなかった。

大人に色んな人たちの目の前で怒られたり、
周りの子達から馬鹿にされてばかりだった。

毎日自分を責めて、
ときには自分を殴ったり掻きむしって、
天井を見上げて涙を流しながら絶望を感じて必死に1人耐えようとしていた記憶は
今でもずっと残ってる。

ターニングポイントは小学校3年生の時だった。

忘れものの多さに加えて成績も悪かった私は、

授業中、担任の先生に乱暴に
自分だけ机を前に出されたりもした。

そうやってみんなの前で怒られ続けて、
周囲の大人や子どもから馬鹿にされて、
どんどん生きる価値を見失っていく中で
それでも酷い対応をしてくる人たちや先生に好かれようと努力した。

授業中の先生の話はすごく一生懸命聞いて、
どんな酷いこと言われても愛嬌で乗り切って先生に沢山話しかけて、、とにかく必死だった。

算数の授業中だったと思う、

授業を聞いてない人やお気に入りの生徒を立たせて一人一人聞いていくということを先生が始めたとき、私は一生懸命聞いていたはずだったのに
質問に答えることができなかった時、

先生に言われた言葉で限界がきた。

『あみりは何を言っても右から左だもんね』


あまりにもできない自分の能力に笑えて、

(あぁどんなに頑張っても無駄なんだ

私って何で生きてるんだろう、
どんな頑張ってもみんなと同じようにできないなら、自分の生きる価値ってほんとにないな)
って思った。

続く先生の自分への罵倒する言葉をなんとなく聞きながら、本当にしのうと覚悟した。


そんなどん底の時、当時生きることに絶望していた私を救ったのは、バレエの先生に言われた
『あなたにはダンサーになる素質がある』という言葉だった。

その時、自分の生きる理由と生きる価値は、
バレエにあるんだって直感したの。


8歳の時、心に誓った。

『神様。
私は人生を賭けて、ダンサーになります。

自分の持ちうる全てを捧げ、どんなことも犠牲にするので、どうか、どうか、私を世界で活躍するプロのバレエダンサーにしてください。』

バレエは私の生きる理由で、
数々の苦しい経験を唯一ぶつけられるところだった。

自分の生きる価値を唯一くれたものだったから
余計、自分を過酷なまでに追い詰めた。
これがないと死ぬと錯覚して、それ以外の娯楽も全て排除した。

しかし、元々発達障害を持っていた私が

厳格な私立の小学校の恐ろしい課題の量と
プロのダンサーを目指した過酷なレッスンを
両立させるのはあまりにもしんどかった。

本当にしんどくて、頭が追いつけないまま、
身体ばかりが動いて浮いてるみたいに感じてた日々は、毎日がパニックだった。

更に忙しいスケジュールに加えて、
いじめや罵倒でどんどんメンタルを疲弊させていった。

身体と心は本当にボロボロで、限界だった。

無理,しんどいもう限界って心の中で叫んでも、泣いても、明日は残酷にもやってくる。

なんとなく言葉をかけてくれる人はいたけど、
実際に地獄から救い出してくれる人は誰もいなかった。

人間の冷酷さ、生きることの厳しさを思い知らされた幼少期。

このとき以上に絶望を感じる経験はこの先も今からも決してないだろうと思う。

それからは、
まるで自分が正義のヒーローのように、
周囲の敵に必死で立ち向かうことが
快感と思い込もうとした。

自分の人格を作り替えて、子どもを捨てて
性格を変えて、強くなるために必死だった。

毎日アドレナリンを放出させることで辛さに耐えようとしていた。

いつもいつも精神を張り詰めて戦闘体制でいたから、階段とか歩いてる時にふっと息をついた瞬間倒れそうになって、私は18歳くらいで早死にするだろうと思ったことをよく覚えてる。

徐々に人を信じることを諦めて

ミスをするたびに
自分が頑張ってないって思われて
罵倒されたり馬鹿にされても、
これが自分の宿命だからって諦めた。

私は不器用だから、
人の何倍も頑張らなきゃって
何度も言い聞かせた。

限界を超えた努力をしても他人の目には3割程度にしか映らないことを知りながらも、
頑張るしかなくて。

そうやって色んなことを、

誰かを、
自分を、
信じることを諦めるたびに、

辛い時泣くこともできずにしょうがないよなって鏡に向かって笑う自分を眺めるたびに、

心が空っぽになっていく感じがしたの。

幸せに笑ってる人が羨ましかった。
何もしなくても周りに守ってもらえる子たちが羨ましかった。

家族や友達との時間、自尊心、娯楽、子どもとして生きること、、、色んなものを犠牲にした。

どうして私はこんなに苦しまなきゃいけないんだろうって何度も思った。

試練を与えられていることは幸せと思っても、

周りからのしんどい扱いを受けた後に
押し寄せてくる絶望には耐えられなくなることもあった。


そんなどん底にいたからこそ、

どんな境遇でも、
過去の私と同じように苦しんでる人たちに
伝えたいの。

あなたは今すごい頑張ってる。
私はあなたが今ギリギリの状態で必死に耐えてるのを知ってる。

あなたが経験したことは誰が何と言おうと真実で、今経験してることは決して無駄じゃない。

あなたが生きることは未来に苦しむ若者の、誰かの生きる希望になる。

大きくなっていって語彙力とか社会性とか学歴とか、色んなものを身につけていって、私の声は力を持っていったと思う。

でも、序列的な日本社会では、幼い子どもの声は届かないことも多いと思うの。

だから、生きる意味が見つけられなかったら、
幼かった自分の声を届けるために、生きてほしい。

あなたはどんなに人よりも不利なものを持っていても、どんなに地獄のような環境にいても、

希望を信じ続ければ、なりたい自分になれるの。

だから、誰よりも自分を信じて欲しい。

やり続けたこと、自分が実際に乗り越えた経験は誰にも奪えない一生ものの財産になる。

正直しのうと思ったことは数えきれないほどあったけどそれでも踏ん張れたのは、

この苦しい経験を糧にして
私はいつか必ず光を掴む人になれるって

一寸の希望が消えなかったから。

悔しかった経験の数々が、
『絶対に私はなりたい自分になる』っていう
強い覚悟を生み、どんなことがあっても自分が前に進み続けるための支えになった。

正直今でもフラッシュバックして涙が出たり過呼吸になることはあるの。
苦しかった代償も確かにある。

でもこの経験がなかったら、今の私はいないって断言する。



でもこんな気の強い台詞を吐きながらも、
しんどくて人生をやめたくなりそうになる気持ちも痛いほどわかるの。

それでも、
どれだけ絶望に打ちひしがれた時でも、
ほんのちょっとでもいいから
自分の可能性を信じることはやめないで。

休んだ後に再び立ち上がれる強さが、
辛い経験を耐えるあなたにはきっとある。

どん底からでも再び挑戦できる強さとか覚悟は、
挫折やしんどい経験を乗り越えた人たちが持てるかけがえのない宝物だと思うから。

そうやって生きるために行動していくうちに、
絶対に居場所は見つかっていくよ。

私は成長するにつれてどんどん自分に合った環境を手に入れられるようになって、
小学生の時の自分には想像もできないほどすごく生きやすくなった。


元々発達障害を持って人生に絶望してた私が、

その後ミスコンのファイナリストになったり、1人でニューヨークに行って現地の大学のキャンパスツアーに参加したり…
色んなことを経験して教養と人脈を広げ、
英語力を身につけ、
今青学で大学生ライフを送ってる。

インスタグラムとかも見たらわかるけど、めちゃくちゃキラキラして見えるよね笑

そもそも20歳まで生きれると思っていなかった。
当時幸せを諦めていた私にとって、
本当にありえなかった人生。

だけど私がなによりもこの人生で得たのは、
諦めない強さと自分の人生を生きる覚悟だった。

『そんなこと無理だよ』とか、
『お金があるからじゃん』とか思うかもしれないけど、

自分から動くことによって劇的に人生が変わっていった。


行動次第で人生はいくらでも変わるの。

お金がなければマネーファンディングすればいい。人脈がないなら不器用になりにもがけばいい。 
なりたい人が、何かがあるなら、今自分が考えつく限りでまず動いてみればいい。

でもまずはとにかく、変わるために不器用なりにもやってみないと、今の状況は変わらないの。

なぜなら、しんどいときに誰かがその環境から救い出してくれるとは限らないから。
最終的に頼ることができるのは自分自身。

もちろん本当にきつい時にこんなことを聞くのは酷だと思うから、自分にとって必要な情報のみ切り取ってしまってかまわない。

きっと自分自身が1番、今自分の求めてる言葉を知ってるはず。


今あなたは、状況だったり、性質だったりで
人よりも恵まれない条件があるかもしれない。

でもだからといっていつかそれが必ず報われるわけじゃないから、
必死に生きるために頑張っても頑張っても、

もしかしたら今後ものすごい理不尽な思いを経験したり、幾度も壁にぶち当たるかもしれない。
ものすごくハードな道を歩まなければならないかもしれない。

でも確信して言えるのは、
それを生き抜いたあなたは、
次にどんな試練が襲ってきてもきっとまた立ち上がれるってこと。

私は、諦めない限り、
どんな人でも人生を切り拓ける、
どこまでも羽ばたいていけるって信じてる。

あなたが自分の可能性を信じ続ける限り、
私もあなたができると信じ続ける。

これから実際にこの言葉をもっと信じてもらえるためにも、自分のためにも、

私自身の背中を見せていきたいです。

生きる希望、どん底にいる時に
自分もできるかもしれないって思ってもらえる存在になるのが私の夢。

人生は変えられる。

今を辛くても必死で生きているみんなに、

素晴らしい未来が訪れますように。



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