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入院森田療法してきた。③入院したよ編

こんにちは。入院森田療法の話の③です。
今回は入院した日の話をします。③まできてやっと入院できました。おめでとう私。
前回:入院森田療法してきた。②入院するには編

初めに:
これは某J医大付属病院の森田療法病棟に入院した私の個人の体験です。
それ以上の意味を持ちません。記憶違いもあるでしょう。他の病院、他の患者さんについては知りません。治療についてはまずは医師に相談してください。

9時半くらいに病院の入院受付に来いよと言われたので9時半くらいに病院の入院受付に到着しました。某J医大付属病院は駅から15分くらい歩いたところにあるので、クソデカスーツケース引いて15分歩きました。タクシー代は無理です。
受付では少し待ったのですが、周りで入院受付待ってる人たちには付き添いの家族がいたり当然荷物がもっと少なかったりなので、ちょっと浮きました。こいつどんだけ入院するねん的な目で見られましたが、2~3月入院するので仕方ないです。

受付後、病棟の案内をされて、臥褥期間を過ごすお部屋に通されました。6畳くらいの和室で、真ん中にぽんとお布団が敷いてあります。机が一個あります。押入れがあります。障子のはまった窓があります。それだけです。窓は5cmくらいしか開きませんでした。
某J医大付属病院には病室の他に臥褥専用の部屋が2つありますが、この時点ではこの和室とトイレ以外のことは何も知りません。とりあえず荷物整理をしてろと言われてクソデカスーツケースを開いて荷物整理をしました。

主治医がやってきて診察を受けました。今日から始まる臥褥期間中の過ごし方の説明を受けます。説明と言っても要約すると「黙って寝てろ」です。
ここで入院から退院までのスケジュールをもらいましたが、退院予定まで2か月でした。入院森田療法は3か月が基本なので、2か月なのは私がなるはやで!なるはやで!!と言ったためだと思われます。ガッツポーズしました。瞬時に頭の中で286,500円×2の計算をしました。あとクソデカスーツケースを見た主治医に「こんなに荷物持ってきた人初めて見た」と言われました。臥褥って何?は次回に書きます。

入院中の職場との連絡の取り方についてドクターと相談したので、かくかくしかじかこんな感じで連絡してくださいと職場の上司にメールしました。これが最後のスマホです。さようなら文明の利器。

そんで、荷物整理しながらこれをやりなさいと言われて心理テストを渡されました。また心理テストかよと思って開きました。540問くらいありました。前回のフラグ回収です。入院前の240問もなかなかでしたが、その倍以上です。これもマークシート方式。塗っても塗っても塗っても塗っても終わりません。でも時間制限はないのでゆっくりやって大丈夫です。私はただでさえ睡眠障害なのと前日徹夜したのと全然終わらねえのとで途中で昼寝しました。

この辺でお昼になったので看護師さんがお部屋にお昼ご飯を持ってきてくれました。臥褥中のご飯はこの部屋で食べます。食べ終わったらナースコールを押すと取りに来てくれます。トイレと洗顔以外は部屋から出ないシステムです。

荷物整理が終わり、心理テスト耐久戦が終わり、持ってちゃいけない荷物を看護師さんに没収もとい預かってもらいます。
私が預かってもらったものはこんな感じです。

・筆記用具
・ノート
・スマホ
・ガラケー
・電子辞書
・ポータブルCDプレイヤー
・CD
・仕事用の本1冊
・趣味用の本1冊
推しが載ってるイラスト集1冊
・刃物類(爪切り、かみそり、はさみ、カッター)

この荷物のうち、大部分は入院中に返ってきませんでした。つら。
そんなこんなで15時くらいに臥褥スタートとなりました。
次回に続きます。

次回:入院森田療法してきた。④臥褥編

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