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「大切なことを大切に⑵」


前回こんなことを書いた。


https://note.com/stptp/n/n1cab26276212



 そして この音声からはじまった話だ。 


 自分の大切なことと 人の大切なことは違う。
 当たり前の話。
 いわなの郷で働いている上でも 
「やらされていること」
 「怒られないようにしていること」 が、
ずいぶんあったことに気づく。

 二つの視点で以下書いてみる。

 まず一つ目 「やらされていること」
 なぜやらなければいけないか? 

 こんなに忙しいのに私がやらないといけないのはおかしい。
なんて思ったけど、 まずは相手の状況はわからない。
 まあ、少なくとも 相手には私にやらせるだけの根拠があるのだ。 

 それはともかく、
仕事の全体像を知る機会と思って 仕事をやり切る時だと思ったらいい。

 実際 俺にばかり負担をかけやがって!
 と思ったこともある。
 でも、それは苦労してない人にとってはわからない。 
 どの程度かがわかれば 対応の仕方が変わる。 

 次の世代のための苦労と思ってやりきろうと決めた。 

 おかげで、一人で4、5組くらいなら対応できるようになった。
 塩焼きが焼けるスピードが遅れるとか
このタイミングで会計になったらこう対応しようとか
 さばきにかかる時間とその間に焼いているイワナをどの程度の距離に置くとか
 書き出すとキリがないけど、
この辺りが感覚的にできるようになった。 

大変な時もあるが、やると決めたからにはやろう。

 もう45歳なので、
本来なら後進に道をつくるくらいしたいが、
 残念ながら職場最年少45歳の私だ。 

 いずれは、若者がこの職場で働きたいと思ってもらえるようにしたい。


 そして二つ目
「怒られないようにしていること」
怒られないように忖度して、
なんだかつまらない時間を過ごしていたことに気づく。

 ああそっか
 その人は言いたいだけだと捉えてみよう。
 以前、お小言が始まった時があった。
 でも、そこに寂しさを感じた。
 寂しさを癒すために その人は私を怒っているのだ。
 ああそうか、と。
 私にできることは限られているが、 原因がわかれば行動に移しやすい。

 もっとも、
寂しさはじめ人それぞれ持つ悩みや不快感は自分で癒すのが基本だ。
 相手にリクエストするのもアリだけど、
自分で癒すことができないほど、
人間はちっぽけな存在ではない!
 その人を変えることなんてできないけど、
 その人を理解することはできる。
その先に相手を許すこともあるかもしれない。 

 自分の理想をイメージできるようにしよう。
 大切なことを大切にできるように。
今はかなりあやふやだけど、いずれできるようになる。 

 大丈夫だ。   


ここは大切な場所だ

写真(2020-05-24 16.41)


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