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【鎌倉点描】げんべい(葉山町)

葉山町にある「げんべい」は、もともとは江戸時代の文久3年(1863年)頃創業の足袋屋さん。明治に入ると生活必需品を扱うよろず屋となり、昭和に入ってから3代目が日本でもいち早くビーチサンダルを販売し、4代目が色のバリエーションを増やすと大ヒット。さらに5代目が「げ」の文字をプリントした「まるげTシャツ」を販売すると、これがまたまたブレイク。湘南エリアでは、げんべいの「まるげTシャツ」を着て、「まるげビーサン」を履いてブラブラするのがオシャレ。まるげのTシャツを着ている人同士が擦れ違うと言葉を交わさずとも「お、湘南ロカール!」という空気が漂うのだとか。夏場になると、鮮やかな色彩の浮き輪やビニールボートが店先にずらりと並び、葉山の夏の風物詩となっている。

げんべい3

まるげTシャツ

げんべい2

まるげビーサン

げんべい1

葉山町にある「げんべい」の店頭

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