見出し画像

2021年ライターデビューして書いたものを振り返る

こんにちは。ストーム叉焼です。

ライターの人達って今年一年書いた記事まとめみたいなのよく書きますよね。
アレ、去年まで「読む側」だったんですけど、もしかしたらこれ今年「書く側」ですか?



待ってくれ。

年末は駄目だって。

同人オタク1番忙しいタイムなんだって。
今年同人誌書いてるしさ。

でもなんか総決算って年末にしないとだよねーという気持ちもあり、あとオモコロライターになるきっかけが2021年の1月(オモコロ杯の締切)というのもあって、
「一年を振り返る=ライターデビューしてからを振り返る」にピッタリ収まるのでやらざるを得ない。

なので書きます。本業サボりながら書いてます。
(ほかおに限定の諸々に関しては触れないようにします)

オモコロ杯

まずこれに記事を出しました。
つんつるてんに滑って落選した時にその形跡が残るのが怖くて別名義で応募してます。


画像1


金賞(恐山賞)を頂きました。やったね。

今まで漠然と
「俺本気出したらやれる奴なんじゃね?本気出したらね?」
と思うだけ思って何もしてなかったんですが、年齢的に
「どうやら一回本気出しとかないとまずいかもしれん」
と気付き、オモコロ杯という場を選び本気を出しました。
そしたら行けました。やれるもんですね。

恐山さんから「皆ノーマークだったので選びました」という言葉が出ているので、恐山さんもスルーしてたら全然違う人生になってたかと思うと末恐ろしい。

ハルウララ×有馬記念のnote

いきなりオモコロ関係ないんですがターニングポイントになった記事なので。

ドハマリしたウマ娘に関するnoteなんですが、
「滅茶苦茶かっこつけた文章を書いた」
という点がオモコロ杯きっかけです。

今までは「面白い文章」というよりは「滑らない文章」、つまり守りに入った文章を書きがちでした。
というのも「ワテ面白い事やってますねん(笑)」みたいな事やって「つまんな」って言われた時って凄まじいショックなんですよね。
10人から褒めて貰っても1人「つまんな」って言ったら俺の中では差し引きマイナスです。

そうやって守勢の文字書きとして色々書いてたんですが、オモコロ杯で
「お前は面白い記事を書ける」という客観的事実を貰えたので、勇気を持ってバットを振れるようになりました。
少なくとも「面白くない奴が面白い事やろうとして滑る文章になってないか怯える」って事がなくなったので、冷静になるとチョイ痛いぐらいのガン攻めで文字打ったのがこの記事です。

結果鬼のようにバズり、オモコロで記事を書くきっかけにもなった気がするのでいい転換点になった記事です。

MTGのカード価格ランキング

オモコロデビュー記事です。

折角MTG絡みの名前でオモコロ杯金賞を貰ったので、MTGのネタからやろうかなという記事。

写真の撮り方がわかってなくてクソみたいな写真ばっかり。

あとTwitterのMTGおじさん達から
「カードを値段でしか見てない云々」というお叱り引用RTを頂きまくりました。
うるせ~~~~~~~~
MTGを知らない人にMTGの話をするフックとして値段が最適という事で俺がカードを金券としてしか扱ってないって事ではねーだろうがよ~~~~~

あと公開直後主人公の「切札勝舞」君の名前を全力で間違ってた事も怒られました。

それは本当にごめんなさい。

ハルウララに会いに行く

次に書いた記事。撮影スケジュールの都合で前の記事から一月も経ってないのに書くことに。

動機もやる事も非常にシンプルで、かつ企画に特異制は一切ないので、後はどう書くかという勝負を挑む事になった記事。
とはいっても構成の技巧とかではなく実直に感情をぶつけるタイプのレポートになりました。流石に馬の前でふざけちゃ駄目。

ウマ娘が爆流行りしてタイムリーだったのもあり、かなり大きな反響がありました。はてブでもホットエントリー入りしたとか。

ちなみに、これ以降引退馬に関して更にのめり込む事になり、今となっては記事で紹介したNPO法人の引退馬協会の会員になったり、フォスターペアレントになって毎月の支援を行うようになりました。

画像2

記事にも登場していた「ハヤテ」の余生を支援する「ハヤテの会」にも入会し、毎月2000円ずつ支援しています。
引退馬の支援に傾倒して俺が餓死しないようにお仕事もがんばります。

1人コミケ

次の記事。コミケなさ過ぎるからもう1人で全部やったるわいという暴れ記事です。

すっっっっっっごい拡散されました。(かまどさんのTwitterがバズったのがデカイ)
オモコロでの名刺代わりになる記事は現状これで間違いないです。
(ハルウララの記事の文章の良さを褒めてくれる人もいるのでそこは大事に感謝します)

これはオモコロ杯にも繋がる事なんですが

「沢山頑張ると面白くなる」
「でも長々と頑張ったアピールはいらない」
が現れた記事かもしれません。

とは言っても、公開前俺の中では妥協したなーと思っている事もあり、
例えば炎天下の待機は駐車場みたいな遮蔽のない場所でやるべきだったか?と思っていたり(そんな事したら捕まる)
同人誌はコピ本じゃなくてせめてオンデマンドで刷るべきだったか?などの葛藤がありました。俺の中では
「コミケとして伝わる最小の要件を満たす」という形だったんですね。
蓋を空けてみれば「こいつヤバイ事してる」的評価が多く、
「つまり普段コミケに参加してる奴らの行為がシンプルにヤバイ」という結論に至りました。まぁ本作るのはともかくコミケに参加するって色々複雑だしね。俺未だに不安になるもん。

またかなりタイムリーな時期に公開して貰えたのが大きかったですね。同人イベント行きたさに狂ってる感想も多かったです。

芋煮本も想像の何十倍もウケてました。
版権的に二次創作じゃなく、かつ自分の手持ちの感情が使えて、さくっと十数ページ分の本が書ける内容という事で芋煮の評論本という形にしたんですが、「零細サークルが作る、アニメ・漫画の二次創作じゃないコミケの健全な本」のイメージとしてかなりちょうどよかったかもしれません。

あとこちらの配信で選出して頂き、編集者側の視点で褒めて貰えるというのもありがたい話でした。

「この記事一個もふざけてないよね(けど笑わせてくるよね)」というのは自分でも気付いてなくて、
そういや俺の記事って笑わせに行こうとしてもふざけてはいないなと自分のスタイルを見つけて貰った気分です。

「この記事コスパカスだよね(労力を惜しまないといういい意味で)」という指摘も受けていました。
この辺は俺の「読まれたい」という欲求が他の何よりも優先される為であり、
原稿料だけで喰ってくつもりもないが故の、副業ライターにしか出来ないバーサーク戦法なので真似しないで下さい。

永田さんとMTGやるブロス記事

やりたい事やっただけの記事。

永田さんがMTGクッソ強いという事が知れ渡り、なんかMTGやってもいい空気になった気がしたのでんじゃ遊びますか!!!記事にかこつけて!!!みたいな記事。

一応カードの効果とか読み飛ばしてもある程度何が起きてるかわかる記事の書き方をしましたが、「全然わかんね~!」ってなってもいいか!って振り切りました。かまどさんはその何もわからん人ポジとして喋ってもらった感じです。

そんな爆裂にPVが高い訳ではないんですが、(今ブロスのRT数が正常に表示されないのですが、だいたい4~500RT位だった気がします)記事内で(冗談で)激媚びした晴れる屋様からブースターパック各種のセットを頂いたりと届いて欲しい所にリーチしたので満足しています(6~7割永田さんに持っていかれましたが)

思いっきり土地事故起こしてくれた永田さんには感謝しかありません。

助六寿司を本気で作った記事

タイトルまんまの記事。

ハルウララ→コミケと大掛かりな記事が続いてしまったので、このままだと毎回そうしなくちゃ行けなくなるからちょっと肩の力を抜く記事というか、オモコロにたまにある軽めの料理記事を目指した感じです(撮影自体は一日がかりだけど)

これもかなり好評を頂きました。
俺名義の記事としてはRT数は三番手なんですが(コミケ>ハルウララ>助六)
「RT数が伸びた事が1番嬉しかった記事」はこれです。
勿論「すげーRT・反響があった」という絶対的な嬉しさではコミケやハルウララが大きいんですが。

助六はハルウララやコミケみたいに時事ネタ要素がなく、かといって全く新しい何かを生み出す企画でもないので、バズりの外的要因のない、記事のクオリティが純然たる記事執筆能力でほぼ決まる、いわば徒手空拳な題材でした。チャージ3回、フリーエントリー、ノーオプションバトル。

そんな記事を沢山読んでもらえるという事は、俺の文章や構成を気に入って貰えてるという事なので凄く嬉しいです。通用するんだ……!俺の技が……!

にしたって想定を超えて伸び過ぎなので結局次の記事へのプレッシャーがあります。大分ウケた記事書いたんで一回滑ってもセーフって事にしてもらえませんか。スコアエクステンドで残機増えてませんか。

親バレから身を守れ!「ババア!ノックしろよ!」選手権(出演)

PR記事にも出演しました。(ライティングは編集部)
デビューが4月なんですがもう編集部名義のPR記事に呼んで貰えるんですか!?ヤッター!

と思ったらドスケベゲームの広告記事でした。

ほら。あるじゃん。イメージが。
俺の記事読んでくれた人の感想見てると、俺のイメージって「優しい」とか「誠実」とかそっち寄りなんですわ。ハルウララの記事の影響も大きいんですわ。
俺もそのイメージを崩さないようにTwitterとかでも下ネタとか言わないようにしてたんですわ(元から言わないけど)

全部おじゃんですわ。
もうこの日からドスケベヤバラーメン屋ですわ。
なんなら記事の中で1番最悪の下ネタをお披露目しましたわ。

どうしてくれんだ。

なぁ。

というのは冗談として。
でも編集部記事しか見ないような人には俺ってバキバキの目でブチギレてるヤバイ奴という印象になっちゃってるよな?というのは一旦置いといて。

編集部も俺も、撮影までのスケジュールが結構カッツカツの状態だったので焦りましたが、俺以外のBHBの人達が(当たり前ですけど)進行慣れしていてそれに乗っからせてもらう事でなんとかなりました。

撮影も和やかな雰囲気で進行しましたね。まるっきり家そのもののハウススタジオでの撮影だったので、暇な時間に「実家の15:30頃」みたいな空気で通販番組見てたりしました。

以上

以上か。

実は以上じゃない可能性もある。



本当に以上

以上でした。

2021年を振り返ると、
まず2020年と2021年を跨いで綺麗に生活が一変しました。
オモコロ杯きっかけに全てが変わったと言えますね。
ライターとして喰えてる訳じゃないし喰おうとも思ってないので、
「オモコロ杯で人生一発逆転しよう!」と思ってる人には「そこまでは無理だと思う」と言いたいんですが、少なくとも大きく変わるきっかけにはなります。
「俺やればできる奴だから」と思ってる人は挑んでみてください。

記事の執筆ペースはこんなもんで勘弁してもらえませんかね。
MTG→ハルウララが激烈に狭いのはちょっと無茶したんで3ヶ月に一本(+ブロスとか)位が1番俺に合ってる気がする。
俺が記事を書くモチベーションはお金0.1承認欲求9.9の混合燃料なので、記事公開後の余韻に浸って記事書かずに満足してる時期が必ず産まれてしまいます。
「今お腹いっぱいなのに飯作るモチベ沸かんわ」みたいな感じ。
幸いネタ切れはしてないのでもっと書けなくもないんですが本業にも支障が出るので……
そう考えるとJUNERAYさんの執筆ペース狂ってるな。あの人媒体跨いで週1ペース位で記事書いてるらしい。本業あるんですよね?

コミケの記事すんげーRTされたの嬉しすぎ。現在1.5万RTです。
オモコロの一部の人達は1万RTされる事を「インターネットクリア」と言うので、俺もインターネットをクリアしたと言えるでしょう。

ただウケすぎ。自分でいうのもアレだけど。これが凄いプレッシャーになってます。
前回ウケたから次もウケる保証もなく、いつドボンするかの恐怖に怯え続けています。
誰でも分かる指標として記事にRTされた回数が表示されてるんですが、アレが可視化されてるのが怖いんですよね。
助六の記事は公開前日にアレが「3」とかにならないか怯えてました。

こんな感じでどうでしょうか。
来年もがんばります。
あと炎上しないようにがんばります。

じゃあマジの方のコミケ行ってきます。
久々のコミケだーーーーーーーーーー
久々のサークル参加だーーーーーーー
楽しみーーーーーーーーーーーーーー
こえーーーーーーーーーーーーーーー

あ、委託あります
というか現地で抱えた在庫をメロブに引き取って貰って時間を稼ぐつもりがなんか予約始まってました。

ショップに委託する時って「委託料」ってショップの売上分を価格に上乗せするのが普通なんですが、現地行けないけど超欲しい人の負担になって欲しくないので卸値を削って税抜き価格を頒布価格に合わせました。
あと相方との共同サークルなのでR-18本もありますが気にしないでください。

では。

この記事が参加している募集

振り返りnote

サポートして頂いた分は俺が肥える為の糧とさせていただきます。 引退馬関連の記事にサポート頂いた分は引退馬支援に何らかの形で還元いたします。