解放と神学の微風その6〜ブラジル マナウス〜


ブラジルアマゾンの中心マナウスでは、フォルタレーザで仲良くなった友達のお兄さんの家に泊まった。朝起きるとまず子ども番組を見た。アンジェリカとかシュシュとかいうセクシー系のアイドルが子ども番組の司会をしていた。朝の子ども番組を見てからはだいたい市場に行って朝市の様子を見たりしていた。マナウスの市場は実に豊富な食材に溢れていた。そしてさらに次から次へといろんな食材が運び込まれて来た。そのどれもが力がみなぎりそうな、サッカーワールドカップでは史上最多優勝回数を更新し続けそうな、格闘技でも400戦以上無敗を更新し続けそうな食材ばかりだ。それから市場のすぐ脇にある街中のスラム街を訪れたりした。そこで暮らす男たちは皆、筋骨隆々で骨太で肉厚な体をしていた。
休日には小舟を出してアマゾン川の川下りをした!途中釣りをしようとルアーを投げ込むと、船頭が血相を変えて飛んで来て歯で糸を切った。その辺りには何やら巨大な魚が生息していて、船もろとも沈められてしまうらしい。
その辺りを離れると今度はワニがたくさん生息する地域に行った。すると意外にさっきとはうって変わってこちらから棒で突いたり刺激を与えに行ってる感じだった。バシャバシャ動き回るワニを見て、こっちの方が大丈夫かという気になった。アマゾン川のクロカイマンは平均体長4mほどで東南アジア・オーストラリア地域の世界最大のイリエワニと平均では同じくらいで、さらに動きが速くすばしっこかった。人も同じでアジアやユーラシアで大きな人は動きが遅いが、同じ大きさならブラジルの方が動きが速くすばしっこかった。バレーボールでも何度も世界一になっているのも頷ける。さすがにバスケはアメリカの黒人、ラグビーはニュージーランド始めオセアニア地区といった感じだろうが。いずれにしろアマゾンの中心はやはり、エネルギーに満ち溢れていた!地球の3分の2の酸素を供給し、地球の肺と言われるだけあり、酸素濃度もさぞかし高いのだろう。

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