見出し画像

朝活夕活のススメ

関東に限って言えば、秋から初冬は最も空が綺麗な季節です。私と言えば、ストームチェイスのシーズンオフであり、バイトに精を出す時期です。今も週に3日、8時から17時のフルタイムバイトをしています。バイトのある日は5時に起床、日の出前に家を出て7時過ぎまで撮影してからバイトに向かい、帰宅時には日没後の残照を狙って、短い時間ですが撮影をしながら家路につきます。毎日なにかしら撮る、写真家の小さなこだわりです。

筑波山と笠雲、そして蒸気霧

ガチ撮りではないので、撮影機材もボディ1台に標準ズーム1本、または高倍率ズーム1本の軽装で、予備の記録メディアやバッテリーも持っていきません。三脚もコンパクトに収納できるトラベル三脚を車に積みっぱなしです。11月になると日の出は遅く、日の入りは早くなります。薄暗い中での撮影になるため、三脚はあったほうが有利です。

夕暮れの薄明光線と月

この時期ならではの被写体は色々あります。日の出前、日の入り後のグラデーション、放射霧や蒸気霧、地球影とビーナスベルト、紅葉など、被写体には事欠きません。遠くまで行かなくても河原や公園、開けた農道などに行けばいくらでも写真を撮ることができます。景勝地に行かなくても、地の利を生かした撮影場所を探すのも楽しみのひとつです。

朝霧をシンメトリー構図で
東雲(しののめ)

掲載している写真は全て家から車で15分圏内で撮影したものです。勝手知ったる生活圏、肩の力が抜けて気軽に楽しく撮影できますよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?