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【日記】久々の休みに温泉

実に三週間ぶりのお休み。

ここのところ、いろいろなことが重なって思うように休みをいただくことができず、気がつけば三週間ぶりのお休みでした。毎日かなりの距離を自動車通勤し、長時間のデスクワークもあるため、腰や肩が悲鳴をあげていました。待望の休日です。

マア、「休日」とは云っても、本当は自宅でするべき作業はいろいろとあったのですが、「するべき」ではあっても「しなければならない」ではなかろう、と自分に云い聞かせて、仕事はいったん棚上げして本当に休むことにしました。

とは云え、休日の行き先がショッピングモールくらいしかない田舎町のこと、久々の休日をどこで過ごせば良いか…と考えて、クルマを飛ばして行き着いた先は、結局のところショッピングモールでした。

ココ三週間、本当に自宅と会社のあいだを往復するだけの毎日だったので、見慣れたショッピングモールではあるのですが、思っていたよりもわくわく感があります。

テナントがたくさん入っているメインの建物には這入ることなく、その脇にある小さな建物にクルマをつけます。きょうは休養をしに来たので、人混みに紛れるのは御免被りたかったのです。

私がクルマをつけた、その小さな建物は日帰り温泉です。

それも大浴場に入浴剤を混ぜたなんちゃって温泉ではなく、小規模ながらも源泉かけ流しの本格派です。古代の海水に由来するナトリウム塩化物泉なのだとか。難しいことはよくわかりませんが、疲れに効きそうです。

さっそく入館。この記事の画像は、実際に入館前に撮ったものです。

かつては毎週のように来ていたのですが、流行り病の所為で仕事以外に外を出歩くのが難しくなってからというもの、来る頻度がすっかり落ちていました。スタンプカードによると、最後に来たのはどうやら一月のようです。

入口でまずは百円玉を小さなロッカーに入れて靴を収納します。自動ドアを通って、今度は七百円入れて券を購入。月末の小遣い日前の財布にはなかなかの出費ですが、腰や肩は限界ですから仕方ありません。ゴムバンドの付いた脱衣場ロッカーの鍵を受け取って、いよいよ脱衣場です。

平日の昼間ということもあって、それほどの混雑ではありません。ほかのお客はシルバー世代の先輩方が多いようです。

掛け湯をして、頭や体を洗い、遂に入浴です。

メインの内風呂、変わり湯を堪能した後に、ジェットバス。腰や肩にちくちくとしますが、じんわりと心地好い。さらに外に出て露天の檜風呂や、壺湯も堪能します。

小一時間も入っていたでしょうか。

風呂上がりには自販機の麦茶を飲み(なにしろ、瓶入りの珈琲牛乳に手を出すにはチョット小遣いが…)、マッサージチェアに二百円を放り込んで、八分間ほど夢心地に浸ります。ざっと千円くらいで「夢心地」と云うなら、随分とお買い得な夢心地です。

風呂から上がって、クルマで帰宅した後は、好いお天気だったので助手席に置いてあった本を片手にぶらぶらと近所を歩いて廻りました。夜になってからは、近所は洪水警報が出るほどの大雨でしたが、私自身はそんなことになる前に帰宅できました。

いまからまた明日の分の仕込み作業です。欲を云えば、モウ少しゆっくりしたかったな。

夜な夜な文字の海に漕ぎ出すための船賃に活用させていただきます。そしてきっと船旅で得たものを、またここにご披露いたしましょう。