詩【キャットストリート ナイト ウォーク】

作:ストーンヘッジ 夜のキャットストリートを歩いていた時の詩

ざわめく通りの隅 曲がりくねった道を行く
どこか遠くへ どこだか分からない程に
遠くへ 遠くへ

どうでもいいことくらい 尋ねきったことを聞く
「どこへ行こうか」なんて
どこだか分からない とうに
遠くへ 遠くへ

電気の消えた道の真ん中で 何を思うだろう君は
天気のことか 点Pの軌跡のことか
てんでわかりやしない

変わり代わるこの道この場所で
かわらないのは道のくねりだけ
忘れ 隠され 暗渠の上

そこはどうしようもない程道
踊りたい 叫びたい 夜の隅
流れ歩き続けている思いよ
遠くへ

ずっと前からかわらないことだけを探して
何を掴んだろう僕は
勘違いだろうか 感傷の映った窓か
天使の袖口か

変わり代わるこの道この場所で
かわらないのは道のくねりだけ
忘れ 隠され 暗渠の上

そこはどうしようもない程道
踊りたい 叫びたい 夜の隅
流れ歩き続けている思いよ
遠くへ

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