アフター卒業式の家族での食事は、マクドナルドで良かったですか？

本日、3/15日。
僕が居住する福岡市の小中高各学校では、一斉に卒業式が執り行われたようです。
僕は、ちょうど卒業式が終わる辺りの時間帯に、外で食事をしたのです。
何処に行ったのかと言うと、みんな大好きマクドナルドです。

外回りというか、出先だったので、選択肢としてマクドナルドを食べた事に後悔はありません。
ちょっと言い方間違えました。
日本マクドナルドに行って後悔なんてした事ないです。
本当は、美味い春巻きを食べたかったけれど、世界のマクドに行った事は後悔していません！「後悔なんて、してないんだから！」と、あんまり言い過ぎるのも、誤った解釈の余地を残してしまう気がしますので、もう『後悔』という言葉は使いません。人生という名の大海原を『航海』しているのだから。人は。僕は。君も。

ちなみに、関東圏ではマクドナルドの事を
「マック」
関西圏では
「マクド」
と略称しているようです。僕は、「マクド」と呼びたいです。ミスタードーナツの事を「ミスド」と呼ぶのなら、または押すタイプのドアでないドアの事を「引き戸」と呼ぶのなら、やはり「マクド」と呼ぶ方がしっくりくるのです。

少し話の本旨がズレました。
マクドに行った話です。「マックフルーリー 超 オレオ(R)」を食べました。荒削りで入っている「オレオ」がアイスクリームの滑らかさを少し阻害している感じがして楽しめませんでした。後悔しています。航海のさなかです。

そこは幹線道路沿いの大規模店舗で、シート数も相当数あるのですが、かなり混み合っていました。
そして、よくよく眺めると、
フォーマルに着飾ったお母さんと制服姿の娘さん。
ダンディーに髪型を決めたお父さんとフォーマルに着飾ったお母さんと制服姿の息子さん。
というパターンの方々が多数いらっしゃったのです。

この状況を鑑みると、おそらくは卒業式の後の家族単位での食事がマクドナルドになっているのです。
コレは...、少しガッカリ感がないか？
せっかくの人生の中の、そう多くもない節目。ハレの席。の、後にマクドナルドでいいのか？
本当か？
真の心の底の其処に聞いてみて、本当にマクドナルドでいいのか？

と、思ったのですが、存外どのテーブルも、朗らかに、幸せそうに、ポテトをシェアしたり、黄色い声で笑いあったりしていたので、こんな風に外から見て「いいのか？」「いいのか！」言い続けている自分の方が間違っている。
間違っているのではないか？
間違えて「マックフルーリー 超 オレオ(R)」を頼んだ事にして、なんとか普通のマックシェイクに交換してはもらえないだろうか？もう、口をつけてしまっているので、それは無理な相談か？そうなんだろうな？お金がかかってしまうんだろうな？悲しいな。

といった幾層にも渡る想念の揺らめきの中で、食事という機能が持つ親密さへの希求めいた要素が、キラキラとほとばしっている親子の姿を目の当たりにして、
アフター卒業式の家族での食事は、マクドナルドでいいんです！
と思えました。
もう後悔しない！果てしなく続く航海の中で！
そんな、卒業式の日のマクドで感じた事でした。