『いつものパンがあなたを殺す』を読んで
こんにちは。
今回は、ジョコビッチなど他の本でも触れられていて、前から読んでみたいと思っていた本です。
ズバリ、パン、小麦粉は危険、という内容。
内容
医師による、小麦粉は危険という内容。患者を診断している中で、鯨飲不明だったり、色々な症状に悩まされている患者にグルテンフリーの食事療法を試してもらうと、ウソのように改善した、という事実談の記載が沢山あります。
今の小麦粉は数十年前の小麦粉と様変わりしている。グルテンの量が40倍も増えている。グルテンは脳で感覚的な恍惚状態を引き起こす。アヘンの与える効果を生み出す仕組みと一緒。そしてグルテンはやみつきになる。
全粒粉パン、チョコバー、精製砂糖大さじ1、バナナ。この中で一番血糖値を急増させるのは全粒粉パン。
オリーブオイル、亜麻仁油などオメガ3脂肪酸を日常的に豊富にたべている人は認知症になりにくい。
オメガ6がたっぷり含まれた油を食べても、オメガ3を摂取することで、オメガ6の好ましくない影響が相殺される。
コレステロール
コレステロール、LDLは体にとって悪いものではない。コレステロールは脳にとって必要な栄養。コレステロール値が低ければ、脳の働きは悪くなる。
コレステロールは細胞を覆う膜を形成し、細胞膜の浸透性を維持しながら細胞の防水加工状態を保つ。
脳内のシナプスの成長はコレステロールに依存している。脳内のコレステロールは強力な抗酸化物質として働く。
コレステロール値が低いと、脂肪の消化能力が弱くなる。
・糖尿病が認知能力を低下させる
・腹部が大きい人ほど海馬は小さい
脳にいい生活習慣
瞑想
脳の働きを高めるサプリメント
DHA、ターメリック、プロバイオティクス(腸内細菌を支える生きた微生物、ヨーグルト、乳酸菌飲料)
運動が脳の萎縮を防ぐ
1日20分の有酸素運動を週5回
血流がよくなり、新しい血管ができ、あらたな総細胞が成長。
これまで運動習慣のなかった人は、考えを改めて欲しい。
すでに定期的に運動している人は、運動の強度を増すことや、新しい運動を試してみて欲しい。
わずか1週間の睡眠不足で711の遺伝子の機能が働かなくなる。その遺伝子は損傷した組織の交換や修復のためのたんぱく質を絶えず供給している。
グルテンの含まれていない穀物
米、蕎麦、雑穀
そう、麺類ならそうめん、うどんではなくて蕎麦、そしてパンではなくてお米を食べよう!
いつでも再スタートできる
新たな習慣を見つけ出して身に着けることは一朝一夕にいかない。
今日から「90/10のルール」を試してみよう。
90を健康的な食品、残り10%は自由。
感想
パスタ、ピザは大好きであるし、こどもも大好き。
ですが、あまり食べないように、そして、手作りのお菓子を作る時は米粉を使っていこうと思いました。
完全グルテンフリーはかなり敷居が高いですが、なるべく減らしていこうと思います。
そしてこの本でも、脳には運動がいい、と言っているので、毎日一万歩、ウォーキングを頑張ろうと思います。
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