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Stockmark デザイン

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Stockmark デザインは、ストックマークで取り組んでいるデザインにまつわる話題を取り上げます。
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#デザイン

Adobe MAX Japanに参加したらAIと人の関係性を考えさせられたという話

はじめにこんにちは、ストックマークのプロダクトデザイナーの @motokazu です。 先日16日に開催されたAdobe MAX Japanにストックマークのデザイナーチームで参加してきました。そこでの学びをご紹介します。 ストックマークはAIの技術を活用し、ビジネスを支えるSaaSを提供するテックカンパニーです。 私自身はAIを使ったプロダクトをデザインしているので、AIと人がどのように関わっていくかには非常に興味があり、仕事の中でも考えることがよくあります。なので、

入社間もない社員にユーザビリティテストやったら場づくりがとにかく大事だった。

はじめに本記事は、ストックマーク Advent Calendar 2022の16日目の記事です。 こんにちは、ストックマークのプロダクトデザイナーの @motokazu です。 社内のユーザビリティテストを設計した時の学びをご紹介します。 ストックマークには、UXリサーチを専門とする UXリサーチャーがいます。そんなUXリサーチャーのO氏と共に設計した体験やその背景について触れていきたいと思います。 オンボーディングとテストさて、タイトルを見てお気づきの方は、 今回のユ

デザインシステムを始めるときの流れと考慮すること

こんにちは。StockmarkのProduct Designer 駒ヶ嶺です。 以前、デザインシステムを始めた経緯と進め方を紹介しましたが、実際にデザインシステムを始めようとした時に対して情報に過不足があるように感じ始めました。 そこで今回は今ならどのような考え方を持って進めるかということも踏まえ、デザインシステムの運用を開始するにはどうしたら良いか、また運用を開始した後のことについても紹介していこうと思います。 デザインシステムの目的を明確にするこの記事に興味を持った

ストックマーク デザインチームの紹介

こんにちは。ストックマークのデザインチームのリーダーをしている西村です。 ストックマークのプロダクトデザインをはじめてから、早いものでもう4年が経ちました。デザイナーも少しずつですが増えて、チームらしいものになってきました。 採用活動していて、会ってみるまで中の人全然分からない。という話を聞くことが良くありました。そういえば、チームのこと一度も発信していないなと思い今に至ります。 ということで、そんなストックマークのデザインチームについて紹介させてください。 ストック

小さく始めるデザインシステム

こんにちは。StockmarkのProduct Designer 駒ヶ嶺です。 Stockmarkではデザインシステム「donguri」の運用を行なっています。 今回はdonguriを立ち上げた経緯や、そこから2年以上運用していく中で感じたことを紹介しようと思います。 これからデザインシステムを作っていきたい方々や、デザイン業務を行う中で困っている方々にとって何かしらのヒントに繋がれば幸いです。 1. そもそもデザインシステムを始めたきっかけ入社当時、Stockmark

みんなとブランドをつなげる — こだわりをつめこんだキックオフのコミュニケーションデザイン

こんにちは。 現在、AI x SaaSのスタートアップStockmarkのブランドコミュニケーションを担当しています。そんなStockmarkは先日、第6期のキックオフを開催しました。テーマは「つながる」。 今回は、こだわりをつめこんだギフトを含む、第6期キックオフのコミュニケーションデザインについて書こうと思います。 もともとは、「5周年記念の贈り物を考える」というスタートが、気づけばキックオフ全体のブランドコミュニケーションのデザインをしていました。 やっぱりイベン

デザインに出会って10年経つ中でやって良かった10のこと

現在所属しているStockmarkにてアドベントカレンダーを実施しているため、その14日目として書くことになりました。 高専(専攻科)を出てから進路も決めずフラフラしていた23歳の時にデザインという概念に出会い、気づけばそこから10年という時が経過しました。 気の赴くままに生きてきた運要素高めの人生ですが、ブルーロック 87話「LUCK」にもあるようにその運を掴めるように行動してきたから今があるのだとポジティブに受け取ることにして、今までやってきて良かったことを掻い摘んで紹

BtoB SaaSの社内ユーザビリティテストからの学び

こんにちは。ストックマークの西村です。 社内でユーザビリティテストを実施した際に学んだことをご紹介します。 ユーザビリティテストとは対象のユーザーに、実際にプロダクトを触ってもらい、迷わずに使えるかどうかといったユーザビリティの問題を発見し、問題の原因を探し出す、HCD(人間中心設計)の手法のひとつです。 見つかる問題としては、ユーザビリティエンジニアリングの本では3つに分類されています。 ・効果問題 ... ユーザーのタスク達成を困難いするような問題 ・効率問題 ..