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追悼 崎陽軒・横濱中華弁当(2014 - 2019)


7月15日、横濱中華弁当にリニューアルがかかった。


私が愛してやまない崎陽軒。

その崎陽軒が販売するお弁当たちの中でも群を抜いて好きだったのが「横濱中華弁当」だった。(無論シウマイ弁当は殿堂入りである)

ちなみに、本記事のトップ画像は今度のリニューアルでもう食べることが出来なくなってしまった旧バージョン横濱中華弁当だ。

前提知識として、崎陽軒のお弁当はほぼ全て、数年周期で内容にリニューアルがかかる。おかずが変更されたり価格が変わったり、最悪の場合ラインナップから消滅するのだ。

だから、私が好きな(そして本記事で追悼の意を表している)横濱中華弁当は2014年7月から2019年7月まで販売されていたバージョンだ。
恐らく、昨年八月の商品価格改定で価格が1,100円と、崎陽軒にしては高価格になりすぎたため、売り上げが落ち今回のリニューアルに繋がったのであろう。

リニューアル内容(画像は新バージョン)

主な変更点は以下の通り。

・シウマイが2個から3個に
・「黒酢の酢豚」が「野菜と黒酢の酢豚」に
・「青椒肉絲」が「彩り青椒肉絲」に
・春巻きが消滅
・価格が1,100円から1,080円に

実食を経ての感想


もう結論から書くと、これは改悪だ。

シウマイは2個から3個に増えた。しかし、酢豚の豚肉が減り、春巻きが消え、青椒肉絲は水っぽくなった。価格は20円だけ下がった。

前までの横濱中華弁当は、黒酢の酢豚の「豚肉」は、2個以上入るという決まりがあったが、今回「豚肉」が1個になる代わりにタマネギとかぼちゃが増えた。前までの豚肉を返してくれ!おいしいんだ!

また、青椒肉絲にはパプリカが加わり、彩りが良くなった。が、水っぽくなったため味がぼやけてしまった印象を受ける。個体差の可能性も加味して、今度また食べてみたいと思う。


そして何より春巻きが消滅した。

20円下げて春巻きを消すのは暴虐の限りである。
これにより、崎陽軒のレギュラー販売弁当から春巻きは姿を消した。
今となってはもう遅いが、全てのお弁当・おかずが間違いなくうまいと言っても過言ではない崎陽軒。言わずもがな春巻きも旨かった。
(注文限定の弁当には入っているので、今後復活の可能性はある)


崎陽軒に望むこと

今後、この新しいバージョンの売り上げが伸びず、「横濱中華弁当」をどのような位置づけのお弁当として販売していくか迷う時が来たとしても、絶対に「横濱中華弁当」消滅だけはやめてください!

以上、崎陽軒大好き人より。

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