2020年11月「じぶんの機嫌の取り方がわかってきた」

11月は仕事の負担が大きかった月だった。

忙しいというよりはピリピリすることが多く、基本無風だけど最大瞬間風速がたまにえげつない感じの1ヶ月だった。

ただ、気持ちの吐き出し方、リセットの仕方がだんだんと身についてきて、ストレスを引きずることはほとんどなかった。

新卒の頃は、仕事であった嫌なことを仕事で忘れようとしていた。
今思えば、気晴らしの理想が高かったのかもしれない。仕事の失敗は仕事の成功で紛らわそうとしていた。

でも、そんな大それたことをしようとしなくても、もっと簡単に自分の機嫌をとることができるとわかったのが11月だった。

嫌なことがあった日は
買っておいたビールを呑む。
Uber eatsで食べたいものを食べる。
買おうか迷っていた本を買う。
めちゃくちゃ口の悪い歌詞の曲を聴く。

明日嫌なことがある予感がする日は
ケーキを食べて明日に備える。
気晴らしに夜散歩に行く。
パリピみたいなスカッとする映画を観る。
早く寝る。

仕事から逃げたって良い。日常の些細なことだけど自分にとっての贅沢が、私の気持ちの荒波を鎮めてくれた。

二十数年の付き合いの自分の機嫌の取り方がようやくわかった1ヶ月だった。