プロのフリーランスと、素人フリーランスの違い
どうも、こんにちは。
プロフリーランスのダニエルです。
「フリーランスに、プロとか素人とかあるのか?」と思った方。僕も以前はそう思ってました。デザインのプロ、イラストのプロとか、何かしらの専門分野におけるプロはわかるけど、フリーランスのプロなんて考えたことがない。
でも、一流のフリーランスの話を聞いてると、「なんて自分は素人なんだ。。。」と恥ずかしくなるぐらい、やるべきことをやれてないことが分かってきます。
アマチュアのフリーランスは、プロがやっていることが見えていない。見えないから、自分の何が間違っているかもわからず、改善することもできず、ずっともやもや不安を抱えながら、アップダウンの激しいフリーランス人生を送っていく。そんな風にはなりたくないですよね。
ということで、今日はプロとアマチュアの違いについて、対比しながら見ていこうと思います。
(注:アマチュアを「ア」、プロフェッショナルを「プ」と表記します。
【ア】全員と競争 vs 【プ】代わりのいない独壇場
様々なツールが充実し、オンラインで学べる環境が増えるにつれて、クリエイターやフリーランサーは今後ますます増えていきます。その中で、ただぼーっと活動していると、多くの人は群れに埋もれてしまい、平凡な存在になりがちです。
一方で、プロは、自分をスペシャライズさせ、フリーランスの群れから一歩抜きん出た存在になることができます。一歩抜きん出た存在になれば、大量にいる他のフリーランサーと戦う必要がなくなります。ここまでくると、勝ち負けの世界から抜けることができます。
paypalの創業者で、数々の起業家を育成してきたピーター・ティールは、
競争は敗者のものである。
と言っています。
フリーランサーの波に埋もれず、自分を差別化させ、ユニークな存在として自分を表現できるのが、プロのフリーランスです。
【ア】コントロールの欠如 vs 【プ】コントロールできる
素人のフリーランサーは、クライアントから来た仕事を断れず、延々と続く修正に振り回されます。
「とりあえず作ってみて」「なんか違う気がするんだよね、なにかわかんないけど」。僕は、こんな感じで何度も振り回され、疲弊しましたし、正直クライアントを恨んだこともありました。
一方で、プロは、こういうクライアントへの対処法を熟知しています。そして、そもそも問題が起こらないように、右往左往せずに適切に目的地にたどり着くための、土台を事前にしっかり整えています。
また、どのクライアントと働くかを選べるのもプロのフリーランサーです。お金が必要だから、なんでも受けるのではなく、「自分がこの仕事に最適なのか」「このクライアントは信用できるのか」を諸々自分で判断して、決めていけます。
【ア】解決策を指示される vs 【プ】 診断して提案する
素人のフリーランサーは、言われたことをただやるだけ。
ただの下請け業者になりがちです。
一方で、プロは、まず相手の状況を明確にして、それに合った解決策を提示していきます。
例えば、「集客できなくて困ってるから、WEBサイトを全部作り直したい。」と言われたときに、そもそも丸ごと作り直す必要あるのかとか、集客できてない根本的な原因は何なのかとか。そういうところまで考えを巡らせられる人の方が、より頼られますし、重宝されます。
【ア】よくしゃべる vs 【プ】 よく聞く
アマチュアのフリーランサーは、自分のことばかり語っていることが多いです。「ライティングできます!」「サイト作れます!」などなど。でも、誰も本質的には他人の話には興味がないです。
人が興味あるのは、「自分事」だけです。なので、プロのフリーランサーは、相手の話を聞くことに徹します。相手がどんな人なのか、何に悩んでいるのか、本当はどうしたいのか。
聞く力のある人は、相手に信頼されますし、相手が本当に求めていることを見つけることができるので、より価値のある提案ができるようになります。
【ア】 安売りで勝ち取る vs 【プ】 高単価で受注できる
素人のフリーランサーは、多くのフリーランサーの中に埋もれてしまう。そうなると、市場の供給と需要の原理で、安く買い叩かれてしまいます。フリーランスと企業のマッチングサイトはそんな感じになりがちです。
一方、ダイヤモンドのように、市場で欠乏していてありふれていないものは、高値が付きます。それと同じように、自分を差別化できているプロのフリーランサーは、自分を高単価で売ることができます。
まとめ
5つの違いを説明してきましたが、あなたはどちらのタイプでしたでしょうか?
・代わりのいない独壇場
・コントロールできる
・診断して解決策を提示する
・よく聞く
・高単価で受注できる
これらができていると、選ばれ続けて、より善いフリーランス人生を送れるようになると思います。
もしあなたがいま、フリーランスに伸び悩んでいるのであれば、上記の点を見直してみてください。
今後もクリエイターやフリーランスの方の役に立つような情報を発信していきますので、フォローやいいねをしてもらえると嬉しいです。
記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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