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《睡眠サイクルを活かす》

みなさんの必要な睡眠時間はどれくらいでしょうか?睡眠不足は、肥満や脳の老化にもつながると言われています。もし、休日に平日よりも2時間以上多く眠るようであれば、睡眠負債がたまっている状態だそうです。

今回は睡眠サイクルを理解し、より良い眠りのためのヒントを探っていきたいと思います。

まず、下図の睡眠サイクルをご覧ください。

                             厚生労働省e-ヘルスネットより

入眠から覚醒まで、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互にきていますね。注目すべきは、最初の深いノンレム睡眠です。これをしっかりとれるかどうかが快眠のポイントになります。ちなみにノンレム睡眠とレム睡眠の特徴は…

ノンレム睡眠
脳の活動が低下する。大きくステージが1~3に分けられる。普通は、睡眠の最初にやってくる。
レム睡眠 
脳の一部は活動しているが、体の筋肉は弛緩しているため動かない。睡眠の後半に割合が増える。
※REM=Rapid Eye Movement 急速眼球運動

スムーズな入眠には入浴が効果的です。体表の体温をわざと上げると、その後に深部体温(直腸で測る体温)の低下をもたらし、眠気がおとずれるのです。そして、快眠の条件を満たす環境を整える。

快眠の条件
①暗いこと
②静かなこと
③快適な温度と湿度を保つこと

それでも寝足りない場合は、昼間に15分~20分程度の仮眠を取り入れてみてはいかがでしょうか。睡眠サイクルで示すノンレム睡眠ステージ2の状態で目が覚めるので、すっきりと目覚めることができます。30分以上はステージ3に入り、不快な状態で目覚めたり疲労感が増すこともあるのでご注意ください。

もちろん適切な睡眠をしっかりとるのがベストですが、どうしても難しいケースはありますよね。日々のちょっとした工夫で、より良い睡眠に少しでも近づけますように。

参考にさせていただいた本は、こちら⇩




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