今の若者は金ばっかりとよく言われるけど

仕方がないことだと思う。

多くの若者はこの国の将来に希望を持つことができていない。国の将来に希望を持つことができないため、自分の人生の将来にも希望を持つことができていない。

将来に希望を持つことができず、漠然とした不安感がある。それを解消するために「目先の金を手に入れよう」としている。金を手に入れれば自動的に幸せになるわけではないけれど、少なくとも「自由に使える金が全くないという不幸」を避けることはできる。そのための手段として若者は「目先の金を手に入れよう」としているのである。

これに眉をひそめたり呆れる人の気持ちもわかる。しかし若者の気持ちもよくわかる。

もっと重要な問題は、
「若者に夢を見せることができる人間がいない」
「若者に夢を見せることができる社会ではない」
ということだと思う。
夢や希望を持つことができていたら、金だけにこだわらずに前に進もうとする若者は増えると思う。

若者の言動に眉をひそめたり呆れることは簡単だ。でもそんなことをしていても現実は変わらない。たとえ国の先行きに夢を見れないとしても、自分自身が下の世代に夢を見せることができるように頑張りたいと思う。


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