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Nvidiaに対する評価を再度行う記事 (2023.9.28)

おはようございます、すてぃ次郎です。

今回は、Nvidiaに対する評価を再度纏めていきます。

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<はじめに>

8月23日の決算では、強い数字で魅せる中、株価は決算後の天井から15%下落しています。

この状況に対するコメントとNvidiaの評価を纏めていきます。

<Nvidiaの背景>

上記は、2020年から現在に至る日足チャートです。

Nvidiaについて説明する上で2020年からの推移は欠かせないでしょう。
2020年にパンデミックの中量的金融緩和によって、株式だけではなく仮想通貨にもブームが訪れました。
その結果、マイニングに使われるNvidiaの高価なグラフィックボードは飛ぶ鳥を落とす勢いで売れていきました。

しかし、その後世界各地のマイニング規制によりグラフィックボード需要が低迷し、2022年は前年比でマイナス成長となりました。
それまでの過程で2021年11月にメタバース投資ブームによりピークを付けた後に高値を越したのは2023年5月の決算時でした。

2022年10月から上昇した背景には、3つの要素があります。
1.2022年10月~2023年1月:株式市場の底打ち期待期
2.2023年1月~5月:ChatGPTブームによるAI期待期
3.2023年5月~9月:AIブームの恩恵が実績として表れた期

運の要素もありながら、最後実績で伸ばすという理想的な結果を残してきました。
株価は底値から高値まで10カ月で4.5倍と驚異の伸びでした。
その背景は、5月決算時に提示した来期売上高ガイダンスQoQ+52.9%という数字でした。

時価総額トップ10の企業が3か月で売上高を1.5倍にするというのは非現実的な内容です。
しかし、実際にはQoQ+87.8%と倍近い数字となりました。

これが株価上昇の要因です。

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