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100均材料で引き出しを作った

いい加減食玩のコレクションがわちゃわちゃして収納に困るようになってきたので、オール100均材料で全部まとめてしまえる小引き出しを作った。
シリーズごと、種類ごとに整然と収納するとかいうものではないので、そういう収納したい人はプラケースとか使ったほうがいいです。外からも見えるし。
以下備忘録的まとめ。

材料

・パーテーショントレー 8個 (ダイソー)

セリアで昔売ってたものとほぼ同じもの。スリーブ捨ててしまい正式名称分からず。木製仕切りケース?

・木製ボックス 1個(ダイソー)

パーテーショントレーと幅と奥行きが同じで高さが倍ぐらいのもの。キャンドゥにも同じものがあるのを確認。おしゃれ()な英字プリントは邪魔なので死ぬほどやすって落としました。

・板 45x15cm 7枚(キャンドゥ)
同じサイズのものは大抵の100均で扱ってるけど、今回近所のキャンドゥで買ったものは反りが少なくて工作しやすかった。

・合板 45x30cm 1枚(セリア)

・アルミプッシュピン 2箱(セリア)

アイアンペイントで黒く塗装。これは塗装しなかった残り。お見苦しくて失礼。

・インテリアネームプレート小(セリア)
扱ってるお店が少なく数が揃わなかったので、4枚は家にあったダイソーのウッドボックスの引き出しから追い剥ぎした。

前列カメラの後ろにあるやつ。
かわいそうなのであとでなんとかしよう。

・釘
・ボンド、接着剤
・ステインその他

このへんは全部家にあるやつ。

材料費しめて2100円+税。
思ったより高いけどまあいい。

工具

ノコギリ、キリ、金槌、ペンチ、カッター、金尺、彫刻刀など

お家にあるものと100均でだいたい揃います。自分的に彫刻刀は大事。愛用の剪定鋸は今までの木工用鋸はなんだったのかというほど光の速さで切れて、苦手なノコギリ作業のストレスが激減した。100均の桐板なら15秒で、ベッド作った時ユーロパレットは2分ぐらいで両断。

作り方


板4枚を端から3cmちょっとのところでカット(板A、B)
これが棚板と真ん中の仕切り板になります。トレーの大きさが全部微妙に違うので、幅と高さに数ミリ余裕をつけて切る。自分はまっすぐに切るのがおもくそ苦手なので、ノコギリで切る前にカッターで線を入れる→線の上を彫刻刀で彫って溝をつける→ノコギリという3段構え。それでも切断面が斜めになったりしたら、組み立て後にくさび形に切った木片を詰め込んで隙間を埋める。見えてるところ以外はなんでもいいの精神。

板1枚を端から約1cmのところでカット(板C)
天板になる部分。組み立てた時に天板が側板から横にちょっと張り出すのが好きな人は切らなくていいです。というかそのつもりで切ったら寸法間違えてぴったりになったという。ADDあるある。

板1枚を半分にカット(板D)
側板になる部分。できるだけ切る回数を減らしたくてやってるので、組み立てると脚が2cmぐらい出ます。ぴったりにしたければ出来上がり高さを測って切ってください。

板1枚を両端からそれぞれ20cmちょっとと8cmぐらいのところでカット(板E、F)
左側下2段の仕切り板と棚板。木製ボックスの幅と高さに少し余裕をプラスして切る。

天板(C)に側板(D)と仕切り板(B)をボンドで留める
以下引き出しを入れて合わせながら組み立てます。定規で測ってとかやったことがあるけど、組み立てたら引き出しが渋いとかが頻発したので、現物合わせで。多少の歪みは気にしない。釘打ちの時にむりやり修正します。

棚板(A)と仕切り板(B)3段分を組み立てる

8cmの仕切り板(F)をボンド留め

↑の仕切り板の半分の高さのところに20cmの棚板(E)をボンド留め

一番下の棚板(A)をボンド留め
脚が2cmぐらい余ります。

釘打ちして固定
打つ前にキリで下穴は開けたほうがいいです。自分は不器用なので開けないと釘が斜めって板の横からコンニチハします。反りや歪みはこの段階で力技で修正。

裏に合板を当てて印づけして切る
測るのめんどいので現物合わせ。

合板をボンドで留めて釘打ち

ステインなどで塗装

引き出しにプッシュピンで引き手をつける
真ん中にピンを刺す→引き抜いてペンチで余分な長さをカット→接着剤をつけて再び差し込む。

瞬着はLOCTITEのピンポインターを愛用。普通のピンポイントノズルは一度使った後フタがくっついて再利用不可になりがちだけど、これは絶対に最後まで使える。アメリカ時代、近所の金物屋でおすすめされてから10個ぐらいリピートしてると思う。サンキューボリス。自分でも何をそんなに瞬着しまくったのかは覚えてない。

ネームプレートをネジ留め

できました

以前の失敗を教訓に作ったので、引き出しが開きづらいとかの致命的ミスは避けられた。工作精度は相変わらずだが。

細かいものはトレーに。
大抵のものはちょうどよく収まる高さ。仕切りの大きさが色々あるので収納しやすい。

大きめのものは木製ボックスにまとめて収納。

以前作ったこれも100均DIYの(引き出しが渋い)引き出しと並べて。アンティークフェアで買いためたヴィンテージの手芸材料がしこたま入っている(家宝)。これよりはだいぶうまくできたっぽい。進歩はしている。

問題はすでにある食玩で引き出しがだいたい埋まってしまったので、これ以上あまり増やせないことです。

自分には珍しいことにずっと何もものを作る気が起きずにいたんだけど、少しずつ作りたいという気持ちが戻ってきたのかなと。
手を動かしてものを作るのは自分の切り離せない一部だと思う。

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