落ちろっ!…落ちたな(確認)
パソコン沼の深み
パソコンについていえば高校を出る前に自分用のノートパソコンを手にするタイミングで色々知識を得たのがキッカケだったが、あれから20年以上経た今になって再び沼にハマろうとしている。
何せより良いパソコンを買おうと思ったら、無限に学ばなくてはならない事が出てくる。
20年前に重要なのはCPU性能、特にクロック数やMMXテクノロジーを積んでるか積んでないかとか、メモリ容量を見る位で良かったのだが、この20年でパソコン界隈は恐ろしく進化していたのである。
CPUどころかGPUが異様な進化を遂げていた
つい10年ちょっとくらい前迄は、映像を出力するためにグラフィックボードはとりあえず付いてれば良い位の感覚だった訳だが、仮想通貨やFPSゲームの登場により、この界隈は異様な進化を遂げており、それこそCPUを上回る消費電力とコア数を有する世界になってしまっていたらしい。
CPU以外にGPUすらもオーバークロックするのも当たり前らしく、既にクロックアップ済みの商品や、専用の最適化ツールまで揃っているという。それ以外にも性能を向上させるためにメモリクロックアップだの、かつてのXEONを彷彿とさせるグラボ2枚刺しだの、学ぶに連れてこのオタッキーな世界が正にイキスギィ!な様相を呈している事が判ってきた。
今週末納品のBTOパソコンはCore i-7-12700にRTX3060を積んでいる訳だが、実はこの辺を勉強不足なまま買ってしまったもんだから、あとから調べるうちに「3060tiにしとくべきだったか…?」という様々な思惑が脳内を渦巻き、グラデオン卿の動画を何度も見直したりして、自分が明らかに沼に落ちていくのを実感した。
グラボ沼→モニター沼へ浸かる
まぁ自分はFPSゲームはやらないからRTX3060で必要充分な機能は得られるとして、しかしながらミドルエントリークラスの3060を2ndストリートで買ったやっすい中古テレビで持て余すのはあまりに勿体ない。
ここは4K対応のモニターを買おう!
とパソコン工房の店内で密かに誓った後、自宅に帰ってから再び色々調べ始めると、モニター界隈も深い深い沼がある事を知ってしまった。
20年前のモニター事情といえば、デスクトップはギリでソニーのトリニトロンなんつー絶滅品種がまだありつつの、とりあえず17インチサイズ辺りのCRTで性能は横並び、ノートパソコンは15インチTFT液晶にしてればとりあえずハズレは無かったんですが、今って4KだのリフレッシュレートだのHDR400認定だの600認定だの、モニター1つとっても評価すべき項目が山程増えていて、正しく底なし沼になっていたわけです。
沼にハマった末路
ディスプレイポートも見たことない形状に変化しているらしい。HDMI2.1って…いつ2.0とか出たの…?今のケーブル使える?
出力端子によって対応するリフレッシュレートが異なっていたりする為、最高性能を引き出すためには様々な知識が必要となるらしい。
知恵熱出そうなくらいややこしいが、沼にハマると学ぶのがクッソ楽しいので仕事そっちのけになってしまうのが実にけしからんな。いやー楽しい。
しかしここをしっかり学んでないと、せっかく買ったパソコンをディスプレイに繋いでも点かなかったりする為、避けては通れない道なのである。
色々調べた結果をまとめてみると、
1、パソコン購入後はまずネットワーク設定をしてOSのアップデートを行う。
2、BIOSのアップデートをしてBTO構成が正しいのかの確認やメモリの動作クロックの設定を行う。
3、続いてグラフィックボードドライバのアップデートを行い、Resizable BARの設定を確認&有効化する。
4、CPU-ZやGPU-Zを導入してDDR5メモリやrtx3060の動作状況の確認をする。
5、GeForceエクスペリエンスで3060の最適化とオーバークロックを行う。
6、ディスプレイドライバをアップデートし、4K&144Hzでの映像出力が可能かのテストを行う。
7、Steam環境を整え、実際のゲームでテスト。
この他、新たに買ったデスクや椅子といった家具の配置も考えねばならず、リア充並に忙しい日々が待ち受けている模様。
トドメの散財〜沼の果て
ここまで学びを尽くして来ると、やっぱモニター買わねぇわ!って選択肢は既に皆無になってくる。沼は一度ハマると抜け出せなくなるのだ。
その結果…
M32U Gaming Monitor|AORUS - ギガバイト 日本 / https://www.aorus.com/ja-jp/monitors/M32U
最終的に購入したのがこれ。
パソコン本体が23万もしたのだが、このモニターは税込み12万近くする。グラフィックボードとモニターだけで20万近いコストがかかっており、パソコン沼の恐ろしさを痛感している。
M32Uはリフレッシュレート144Hzの4K出力が可能な32型ディスプレイで、内蔵スピーカーがある点とGPU情報を画面Ⅱ出せる機能を評価した。
スピーカー機能はショボいらしいが、ヨドバシのポイントであとからでもスピーカーは足せるから…。
こうして際限なく買う物が増えるから、沼は恐ろしい。
結局、ニトリでデスクとチェア、あとついでに後付のキーボードスライダーもアマゾンで買ったので、総額40万位が消し飛んだという計算になる。
大してゲームしないのに、何やってんだ俺。
何やってんだ俺ぇぇぇぇー!
まぁ、楽しいからいいか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?