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アラサーが福岡旅行するだけ

さて、ついにこの日がやってきた。2カ月ほど前からちょいちょい話題に挙げてきましたが、今日僕は福岡の地へと降り立つのだ!ただの国内旅行ですから、そんなに大騒ぎするほどのものでもないんですけどね。ただ、これも何度も言っていますが、僕はこと旅行において今回ほどの予算を組んだことはない。倹約を重ね、都合14万円を工面しました。なんて莫大な金額だ...小国の国家予算並みでしょう。これがほんの数日で消滅すると思うとゾッとしますが、アラサーになって友人と旅をするのも貴重な機会ですから、なるだけ楽しみたいものです。

僕が福岡に到着するのは今日ですが、友人たちと落ち合うのは明日です。つまり僕は前乗りをするというわけだ。僕は石川に住んでいて、友人らは東京。僕が彼らに合わせて明日の飛行機に乗ると、直行便がないため予定がうまく噛み合わない。そんなわけで、僕は前日の夜に先陣を切らせていただいた。仕事後なので結構ヘトヘトです。とはいえ、このくらい朝飯前でこなせるくらいの体力は維持しておきたいものだ。

お気づきの方もいるかもしれないが、今僕は空の上にいます。上空で日記を書くのは初めてだ。悪くない。飛行機にはこれまで何度も乗っていますが、離陸時のドキドキには未だ慣れません。しかも、今回僕が搭乗しているのはかなり小型の飛行機だ。詳しくないのでよく分からないが、プライベートジェットかと思うほどに小ぶりです。いつも乗っている飛行機の音が「フォーン」だとすると、今日のは「ブーン」だ。窓から大きなプロペラがブンブンと回っているのが確認できる。離陸時には少しガソリンのニオイもした。ANAの旅客機にこんなタイプがあったとは...何はともあれ、初めての体験は新鮮味を与えてくれるのでよいです。

旅行は好きですし、もちろん楽しいことなのですが、僕は空港に来るとつらく悲しい気持ちになる。空港に抱く印象は人それぞれだろうけど、僕は「別れ」というイメージを持っている。これから楽しい時間、刺激的な体験が待っているというのに、どうにもこうにも気分が沈んでしまいます。なので、こうしていつものように日記を書くことで、今が日常の延長線上であると脳に認識させる。ノイズキャンセリングのイヤホンを装着し、予めDLしておいたVの配信アーカイブを観る(機内ではネットが使用不可なので)。耳を塞ぎ、聞き慣れた音を垂れ流すことによって、かなり自分の世界を演出することができる。こうして気分を落ち着けなければ...パニックを起こしてしまいそうだ。

これから見知らぬ土地で1人夜を過ごすわけですが、耐えられるでしょうか。耐えるしかありません。きっとワクワクドキドキのワンダフルな冒険が待ち受けているに違いない!明日以降、楽しい日記が書けることを祈ります。それではご機嫌よう。

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