一晩でトリリンガルになった話【独学】

日本語、英語、中国語

私はネイティブの日本語話者である。
日常会話はもちろん日本語。もっと言うと関西弁と標準語のキメラみたいな言語を喋っている。
英語は中学、高校、独学でやってきた。
中国語も高校と独学。
日本語歴は24年、英語は13年ほど、中国語は4年ほどである。
程度で言うと、日本語は割とできるほう。読書が趣味で、日本語検定も2級なら勉強しなくても受かる。
英語は英検3級取得、現在2級を勉強している。
中国語はゼロからの独学。高校で1年学習し、以降3年独学。HSK3級の過去問で合格圏内にあると分かった。

どうやってトリリンガルになったか

日本語は言うまでもなく、自然に取得した。日本生まれ日本育ちなので。

英語は読めても書けても話せない。中国語も同じ。
そんな私がどうして一晩でトリリンガルになったのか。

元々英語はにじさんじENなどで聞いていた。
発音も洋楽で鍛えている。
中国語は基礎から発音をやり、ネイティブの友達と鍛え合い、テレサテンの我只在乎你(時の流れに身を任せ)を歌いまくっている。

そして発音は両方ネイティブ並みになった。
ここからである。

普段から、というくらいの頻度とは決して言えないが、夫と異言語で会話する縛り遊びをしていた。
中華料理屋に行く道筋、食べている時も中国語で話す。
夫は中国に二年留学していたり、旧HSKの9級を取得したという、つはもの。もちろんネイティブレベルである。しかも現地のアナウンサーレベル。

そんな彼が帰省した日の夜。
私は夫に電話をかけた。
なんてことないただの雑談電話である。
しかし異言語縛りをやってみたくて、提案したところOKとのこと。
まずは英語を話した。

アレ??話せるぞ??

日本語で考えると日本語が。
英語を喋ろうとしたら英語がすらすら出てくる。言いたいことが言える。
だったら中国語は??

アレ??話せるぞ??

英語と同じく、言いたいことが言えるようになっている。
リスニングはイマイチだが、スピーキングができるようになっている。
そしてなんと声調を間違わないという進化ぶり。

実のところなぜ話せるようになったのか分からない

もちろん、単語量も語彙力も足りぬ。全然足りぬ。
リスニングも全部できるわけじゃない。
でも日本語を話す感覚で、考えなくても喋れる。
夫との通話で一晩でトリリンガルになったのである。

インプットは嫌ほどしてきた。
だからなのか。分からないが。

とにもかくにも話せるようになったので、これから勉強が進むだろう。
というかこれからが肝心である。

気を引き締めて邁進していきたい。


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