マスメディアからパーソナルメディアの時代になった


マスメディアが報道することは、必ず誰かのフィルターを通ります。
どういうことかと言うと、取材する人や撮影するカメラマン、そして編集する人の感性や感覚、場合によっては意図も入ります。
ところがSNSなどのパーソナルメディアは、その本人がダイレクトに書いたり話したりするので、アウトプットするときに他人のフィルターを通ることは一切ありません。

今までは情報を操作することで大衆をコントロールすることができましたが、今はマスメディアが報道しても、「まだそんなやり方してんの?」とか「もうその話題はいいよ」みたいな反応になってきています。

世の中は「マス」から「パーソナル」に、「大衆」から「個」へ大きく変化したのです。
つまり情報の受け取り方が、マスコミ(受け取り手が見えない大衆に向けて伝達)からミニコミ(情報を必要としている少数に向けて伝達)に変わったんです。


音楽業界はCDが売れなくなったことで衰退し、アーティストとファンがダイレクトに繋がるようになったし、小売業も消費者が製造業者からダイレクトに買えるようになったことで様変わりしました。
テレビやラジオのようなマスメディアからの情報は信用されなくなり、自分にとって必要な情報をネットで探すようになりました。

こういうふうに見てみると、「個」の時代になったということがわかりますね。
だからこそ自分から発信することが大事なんです。
自分が知っていることや持っている情報は、なぜか大したものではないと勝手に判断してしまいます。
ごくごく当たり前のことで、わざわざ情報として伝えるようなシロモノではないとね。
でもその情報をとても欲しがっている人がいるんです。
これはブログを更新しているとよくわかります。

現代のように個人と個人がダイレクトで繋がるようになり、意思疎通が出来るようになったことは素晴らしいことです。
他の誰かや媒体を経由しないということは、正確に伝わるからです。

ネットというのは使い方さえ間違わなければとても便利で素晴らしいものです。
こうやって書いている記事を海外で読んでくれる人もいるんですから。

まずは自分から発信してみる。
そして繋がる。
そうすると、やりたいことへの可能性が一気に広がります。
ツールは揃っていますから、あとはやるかやらないか。
他の誰かを頼らなくても、全て自分の責任においてできるのですから、もうできない理由を探すのはやめて始めてみてください。






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