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魂の探求者になりたかったんだな。きっと。

もともと坊さんみたいな気質だし(笑)、子供の頃から何のために生きているのかとか、何をしに地球に来たのかなど、よく考えていました。
ちょっと変わった子供だったかもですね。
母親が生きていたら、変なこと口走ってなかったか聞いてみたいです(笑)

観察力もあったようで、虫や爬虫類を育てながら、その様子をよく伺っていたり、星を眺めながら宇宙の成り立ちや、地球の歴史のことを思い描いたりしては、なんとなく知っているという感覚がずっとありました。

開発という名のもとに、森林を伐採したり海を埋め立てたりすることに心を痛めていたし、大人がすることに疑問を感じていたり、独特の感性で「何か」を感じていることが多かったように思います。

社会に出てからも組織に馴染めず、表面的には合わせつつもいつも孤独だったし、心の底から分かり合える人には出会えないものなんだなと、なんか割り切ってる自分もいたんですよね。

でもやっぱり人間が好きで、仲間との共同作業で物事を達成する喜びも味わったし、自分が関わることで、他の誰かが元気になってくれたりやる気になってくれることは、生きがいを感じることでもありました。

いわゆる成功者といわれる生き方って、事業を成功させるとか何かで有名になるっていう価値観でしたけど、なんかそういうことにはあまり興味がなくて、人として何を考えどう生きて、周りの人たちをハッピーにしたり、どうすれば世の中に貢献できるのかということのほうが大事だったんですよね。

今思えば、魂の探究をしたかったんだなって最近気づくことがあって、きっと何度もこの地球に生まれ変わって、知識や経験を積んでこの大変化の時代に、何かできることがあるのではないだろうかって考えてたんでしょうね。

そして今、北海道という場所で音楽を中心に人と人とをつなぎ、お互いに切磋琢磨しながら表現者としてやっていくためのサポートをしたり、音楽イベントを開催しながら、若い人たちに企画や運営について学んでもらったり、ホスピタリティーについて考えてもらうような環境ができつつあります。

これからは「心」の時代になることは間違いないし、仕事をすること自体よりも、仕事を通して何を学んでいくのかに重点をおきたいのです。
お金のために働くというより、働くことで知識や経験を積み、よき人間関係を構築するってことですね。

ずっと北海道に縁があったし、引き寄せられるように北海道にやってきたけど、これから本当にやりたかったことができるんだなというワクワク感もあります。

今後は音楽家をはじめ、多くのクリエイターが集まってくることになるだろうし、この道南が、文化都市(都会ではないですけど笑)のようになればいいと思っているし、何よりもここから世界に向けて発信できるなんて、本当に恵まれた時代だなって実感してます。

これからやることに迷いはないし、いいイメージしかないんですよね。
地元を離れて都会に出ていった人たちも、戻ってくるケースも増えるだろうし、移住者も増えつつあります。
この土地の波動が、自分に合うとか好きだという人たちが引き寄せられてくるのが見えるし、道南がモデルケースとなる日は近いと感じています。

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