やっかみに屈してしまわないために

最近「やっかみ」というキーワードをよく耳にします。
ネットで仕事以外のことを情報発信していると、同業者からやっかみを受けるからやめてしまったとか、地元で音楽活動をしていると、やっかみが多くて面倒だから活動拠点を東京に移すとか、お店の人気が出てくると、ありもしない噂話を流されるとか、こういうのって本当に多くないですか?
他人の足を引っ張る行為に嫌気がさした経験がある人って、きっと多いと思います。

以下の太字は「やっかみ」と日本人という記事から引用させていただきましたが、日本人特有の島国根性みたいなのをよく捉えてると思います。


「やっかみ」という言葉がある。これは「妬み」(ねたみ)や「羨み」(うらやみ)と同じような意味を持つ言葉で、相手の成功や優れた点を見て、たまらなく嫌な気持ちになり、何かしてやりたいような心境になることを云う。だからこの言葉には、自分の中にある劣等感をことさら刺激され、相手を妬み、羨やみ、時には怨(うらみ)、というような心理状況に陥ることがある。

日本人は、よその国よりも、他人に対して、「やっかみ」が多いように思う。この理由は、、個人主義というか、自己というものを西洋ほどに明確に意識し得ない日本人の個人意識の問題が影響を及ぼしているのかもしれない。日本人は、他人が異質な才能を示すのを、あんまり心地よく思わない民族である。特に異質な才能を持つ人間は、バッシングされる傾向が強い。日本には「出る杭は打たれる」という嫌な言葉があるが、これなども「やっかみ」の心境が引き起こす、日本人特有の態度と言えるであろう。


迷いがなくて充実している人は、他人に対するやっかみなんて感じることはないのですが、劣等感や自己否定が強いと他人に意識が向いて、何かしてやりたい心境になるのでしょうね。
まぁそんな気持ちになるのもわからないではないですが、正直こういうことに付き合ってる暇はないですよね。
だって自分のことを充実させることが最優先ですから。

やっかみを避けるには、「自分」をしっかり構築することです。
やる気を削がれたり、モチベーションが下がることを極力避けるためには、自分づくりが重要なのですよね。やっぱり。
自分軸がしっかり定まったら、やっかみもノイズにしか聞こえませんから。

「群れ」としてではなく、まず「個人」の意識を高める。
そして意識が高い個人と個人が協調して仕事を成し遂げていく。
これからの時代はこういうことなのだろうと思います。


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