自信のなさや自己否定は自分本来の力を著しく低下させる

僕自身もずっと自信を持てなかったし、自己否定のクセがなかなか抜けずに長い間苦労したんですけど、もう完全に抜けたかというとそうでもなくて、たまに古い感情が忍び寄ってくる瞬間はありますね。
まぁそれだけ根が深いということでしょうけど、いらないということだけははっきりしているし、昔のようにズド〜ンと落ちてしまうことはなくなりました。

これは家庭や学校や社会のあり方などの環境が大きく影響してるのですが、親から否定された過去があったり、学校では得意なことを伸ばすより不得意なことばかりやらされたり、会社に勤めても他の誰かや何かと常に比較されてきたことで、なんて自分はダメなやつなんだとヘコむことも多かったと思うんですよ。

でもね、もうそういう古い体質から抜け出すことを決心しなきゃいけない時し、環境がどうのというより自分の意思で自分の内面から変えていくことはができますからね。
言い方を変えると全て自分のコントロール下にあるということ。

人間は生まれてくるときには全て必要なものを兼ね備えています。
欠けてるものは何もないし、足さなきゃならないものもない。
それは大人になっても同じことなのに、欠点ばかりに目を向けさせられ、「あなたには才能がないからこういう勉強をしなければならない」とか、「こういうもので補わなければならない」というような、まるで不完全であるかのような教育を受けてきました。

しかし時代は変わって大きく価値観が変わり始めました。
昔からあるたとえ話のように、コップの水が半分あることを「半分もある」と思える人は半分という完成形である「今」に幸せを感じつつ、満杯という完成形にたどり着くのです。
どんな姿であれ、現在の自分が完成形であることを受け入れているんです。
反対に「半分しかない」と思う人は、ないことばかり、足りないことばかりにフォーカスするので、いつも心が萎縮し不安でたまらないのです。
つまり本来の能力を発揮することができないんです。
自分の思い込みのせいで。

もう周りのせいにしたりしないで、自分の思考パターンに気づき、流れを変えましょう。
自分がフォーカスしたことが現実となって継続していくんですから。
もし現在の状況が嫌なら、自分を変えることです。
その思考が、自分の完成した姿にフォーカスできるようにするんです。
あなたは生まれた時も今も完璧で完全なんですから。
それは疑いもない事実です。

今年もあと３ヶ月。
年末から来年に向けてさらに大きくシフトしていくでしょうから、本気で自分と向き合って、過去の自分と決別する決心をしましょう。