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損得で考えるから気持ちが重くなる

損したとか得したとかで気持ちがアップダウンすることが多いですが、そもそも損ってなんなのでしょう?
逆に得ってなんですか?

おそらく金銭に絡んだことが多いと思いますが、交渉したけど思ったよりも報酬が少なかったとか、タイミングを逃して売り物の金額が下がったとか、そういうことで気持ちが下がることはあるし、思わぬラッキーが起こって「得した!」って天にも登る気持ちになることもあります。

そもそも宇宙には損得という概念はありませんが、人間は感情の生き物なので、そういう気持ちのアップダウンはあって当然です。
ですがやはり振り回されないようにはしたいものですね。

特に「損した」と思っている時は、その「損した」感情が頭の中を支配して、しかもリピートし始めるとどんどん暗い気分になるので、そこにフォーカスすることを一旦やめましょう。

虫眼鏡でわざわざ拡大して見るようなことはアホらしいです。
悔しいって気持ちが波のように押し寄せてきても、その感情を増幅してはならないのです。それは自分でコントロールできますからね。

自我や自尊心って人間にとって大事なものではありますが、ともすると暴走することがあって、それは個々人によってパターンがあり、そこさえ見抜けば振り回されることもなくなります。
過去の自分を見ても、パターンにハマりしんどい思いをしたことがあるので、目をそらすことやリピートをやめることに努めた時期があります。

やっぱり損得で考えるのって、根底にあるのはエゴなんですよね。
エゴって悪者ではないけど、暴れる時があるからその時の対処法を知っておけばいいだけのこと。
裏返せば向上心にも繋がることだから、扱い方を知っておけばいいんです。

自分の思考パターンを知ることで、感情のコントロールができます。
だからイラッとしたりムカついた時はチャンスなのです。
その感情がどこから来ているのか、何にに感情を動かされているのかをしっかり見ることで自分を知ることができるからです。
自分を知ることって本当に大事なことなので、冷静に客観的に見るように習慣づけられるといいですね。

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