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世の中の進化と幸福度は比例しない

仕事が順調であったとしても、経済的に豊かだったとしても、幸福度ってまた別のものです。
心が満たされるのは、物質的なものではないですからね。

それでも私たちは物質的な豊かさを求めて一生懸命生きてきましたが、それはミスリードというか、そういうふうに仕向けられていたことに気づき始めました。

その大きなきっかけとなったのは、2020年から始まったパンデミックでしたが、強制終了を体験したことで、自分のことを顧み、自分と向き合い、本当はどうしたかったのかを考える時間を持てたことはラッキーでした。

世の中はずっと進化し続けていて、それは素晴らしいことではあるのですが、物質的な豊かさを追い求めるがあまり、精神的な豊かさを蔑ろにしてきたことは否めません。
しかしいくら物質的に豊かになったところで、その豊かさに慣れてしまうと、さらにそれ以上の豊かさを求めることになり、そのループから抜けられなくなることも事実です。

ところが精神的な豊かさを得られた場合は、内面が充実したことにより、それが現象化し、結果的に物質的にも豊かになるのですが、それが目的ではないために、今あるもので十分だという感覚に満たされます。
つまり足りないのではなく、全て揃っているのだという感覚です。

自由や幸福は与えられたことで感じるのではなく、自分が生み出すことができ、内側から満ち溢れてくるものです。
つまり人生は自分が主役であり、自分がどうなりたいのかという意思によって現実が変わり、結果的に満足を得ることができるってことです。

価値観は大きく変わり始め、物質的な豊かさを追い求める時代は終わりましたが、それは表面的なことではなく根底から変わっていくのです。
まだそれは始まったばかりで、「そういうことだったのか!」と気づくのはまだ先のことになるかもですが、焦る必要もないし、しっかりと本質を見極め、自分がどうなりたいのかを明確にしていきましょう。


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