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Steve* Touch in Ginza

皆さん、こんにちは!
Steve* CREATIVE LOUNGE(略称SCL)のラウンジマネージャーの加藤です。

突然ですが、皆さんは最近、「あたらしいこと、はじめてのこと」に触れていますでしょうか?

クリエイティブカンパニーSteve* inc.は、「MY FIRST CREATIVE PARTNER.(マイ・ファースト・クリエイティブパートナー)」をタグラインに掲げ、「はじめて」に挑む人をアイデアとテクノロジーの力で応援しています。

日々さまざまなクライアントさんと共に「はじめて」に向き合っている私たちですが、そんな私たちだからこそ、もっともっと「はじめてのこと、あたらしいこと」に触れて、楽しんで、その素晴らしさを伝えていくべきじゃないだろうか?

そんな問いから生まれたのが、Steve*Touch というプロジェクトです。

💡 Steve*Touch とは?
「はじめてのこと、あたらしいこと」
そこには、おもしろいがたくさん詰まっているはずなのに、「触れたことがない」ただそれだけの理由で、怖がったり、面倒くさがったりして避けてしまう。
でも、みんなで触れれば、きっとたのしい。
Steve*Touch は、メンバーみんなで普段の業務ではなかなか触れることのできない分野の専門家に会ったり、知識を得たりできる場をつくっていく社内プロジェクトです。
また、「Touch」という言葉には、日常的にリモートワークを行うことが増えてきた社内において、リアルの場でメンバー全員が集う機会を生み出すという意味合いも込められています。

ということで、これからは開催されたSteve*Touchの様子をnoteでも発信をしていく予定です。チェックしてみてください!

そして、記念すべき第1回ですが、、、

スティーブのTOKYO OFFICEが麻布十番から銀座へと移転することもあり、 「銀座に、ふれよう」というテーマで開催をいたしました。

ゲストは、Steve* inc.ともゆかりのある数寄屋橋サンボアのマスター津田敦史さん。 代表の太田も以前からお店に通い、その経緯でWEBサイトの制作をさせていただきました。その後も、ことあるごとにメンバーでお店にお邪魔するなど、日頃から大変お世話になっている方です。

銀座を代表するバーテンダーから、改めて銀座のことや津田さんの人生のお話、大切にしていることなどをお聞きすることで、銀座の流儀、そして一流のサービスに触れることが今回の目的となります。
少しだけですが、その様子をみなさんにご紹介できればと思います。

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ゲスト:津田敦史さん(数寄屋橋サンボア)
バーテンダー歴23年。2010年に銀座7丁目でBAR「数寄屋橋サンボア」を開業。「サンボア系列店で社員として10年勤務」、「独立する際に“存在する各オーナーバーテンダー全員の承諾“をもらう、ひとりでも反対されると独立できない」という厳しい条件を潜り抜けて独立。

店内は落ち着いた雰囲気で、たくさんのお酒が並べられており、良い意味で緊張感がお店から感じとれます。この日はバーテンダーのヨハンさんにもサポートいただきました。

今回は、メンバーひとりひとりから

  • ドリンクをオーダー

  • 津田さんに質問 or お悩み相談

をさせていただき、そこから生まれる津田さんとの会話を通じて、さまざまなことを学ばせていただきました。


「初対面の人との接し方を見直したい」

アソシエイトアートディレクター 広谷

広谷:あまり苦くなく、すっきりした柑橘系のお酒をお願いします。

津田さん:ジンフィズという代表的なカクテルをお作りしました。リンゴベースのジンとレモンジュースが入っている、とても飲みやすいカクテルです。

Q.広谷:ここ数年、悩みがあります。。。初対面の方に会う時に、自分本位で話をしてしまっていないか、またそのことで相手を傷つけていないか不安です。初対面の方にはどのようなことを意識して接していますか?

A.津田さん:意識していることは相槌や表情などリアクションを大きくすることを意識しています。大きくリアクションをすると相手も心を開いてくれます。相手の表情や反応を伺い、このトーンは違うかな?など、探っていくことも心がけています。


「30代を迎えるにあたって」

シニアプロデューサー 木村

木村:いつもの、でお願いします!笑笑

津田さん:レモンジンジャーをお作りしました。みなさんの中で実際にされる方はいないと思いつつ…初めて訪れたお店で笑いを取るために、このように注文する方がたまにいらっしゃいますが…マスターが困ってしまうのでやめましょう笑笑。

木村さんは何度も通っている方なので、いつものレモンジンジャーをお作りしますね!

Q.木村:もうすぐ、30歳になります。津田さんから、30代になる私に向けてアドバイスをいただけませんか?

A.津田さん:20代は若さが武器になっていたと思うのですが、30代はもう若くないのでガラッと意識を変えた方がいいと思います。20代でやってこなかったことに取り組まれた方がいいですね。私自身、30代で独立したことが、40代になった今に活きています。木村さんも20代でやってきたことが、30代になって必ず活きてくるはずです。頑張ってください!


「ひとつのことを続けていくために大切なこと」

アートディレクター 黒田

黒田:ウィスキーといえば、スコティッシュ。歴史の荒波に揉まれても生き残っていくような、そんな力強いお酒をお願いします。


津田さん:カクテルの王様、マティーニをお作りいたしました。ジンとドライベルモットとオレンジビターズをいれ、ステアで作成。世界中で飲まれているカクテルです。度数は一番高めのものになります。

Q.黒田:長い間ひとつのことを続けていくために大切なことはなんですか?



A.津田さん:確固たる信念ですね。銀座のバーでやっていくんだ。と13年前も今も変わらない気持ちでお店に立っています。


「本当にかっこいい女性とは」

アートディレクター 櫻井

櫻井:かっこいい女性になりたいなぁと思っています。かっこいい女性になれるカクテルをお願いします。

津田さん:ジャックローズをお作りいたしました。リンゴのブランデーのカルバドス。ライムジュース、ザクロのシロップを入れた、ショートカクテルです。色も艶やかで、素敵な女性にぴったりだと思います。

Q.櫻井:銀座で1番かっこよかった女性のエピソードを教えてください?

A.津田さん:あるマダムのお話です。マダムからある事についてご指摘をいただいたのですが、その際に「2度と行かないお店には笑顔で去り、通いたいお店には、至らない部分があれば指摘する。それが銀座よ」と仰っていたことがとても印象的でした。そのマダムはほんとうに素敵でしたね。次にお越しいただいた時には、絶対おいしいお酒を提供しようと思いました。


「人生における不安との向き合い方」

代表取締役社長 CEO/クリエイティブディレクター 太田

太田:癖の強いアイラ系のウイスキーが好きなんですが、それを使ったおすすめのカクテルをお願いします。

津田さん:ラフロイグプロジェクトをお作りしました。

太田:薬草の香りが独特で、フワッとラフロイグの香り、複雑で最高。。。

Q.太田:歳を重ねるごとに、また新しい不安が出てきて悩んでいます。10代の不安は20代で楽になるものの新たな不安が生まれ、20代30代の不安は40代で楽になるものの新たな不安が生まれる。。この不安はいつか解消されるのでしょうか…?

A.津田さん:どんどん悩みが出てきた方が楽しいんじゃないでしょうか。私自身も歳を重ねていくと、若い頃には感じなかった悩みがたくさん生まれます。でも、悩みを超えた先に、新しいステージがあると信じています。だからこそ、悩みを抱えることや乗り越えることは楽しいことだと思えます。もしそのように捉えることができれば、新たな悩みを抱えることだってポジティブに感じることができるんじゃないでしょうか。

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一部のご紹介となってしまいましたが、その他のメンバーと津田さんとのやりとりからも、たくさんのことを学ばせていただきました。
お酒を提供するというだけでなく、どんなオーダーや質問に対しても、即座に、そして的確に受け応えをされる津田さんのお姿からも、銀座の一流を体感することができました。
そして、そこにメンバーみんなで触れられたことが、今後、「銀座のスティーブ」として大きく羽ばたいていくための貴重な機会になったと実感しています。
津田さん、ヨハンさん!大変ご多忙の中、ご協力をいただきありがとうございました。

第2回目は、株式会社サインコサインの加来幸樹さんをゲストでお呼びします。どんな内容になるのか、どうぞご期待ください!では、またお会いしましょう。

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