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病気と僕と命と

こんにちは、Steveです。

先週の暖かい天気が嘘のように、急に寒くなりました。おそらくこれが本来の気温なのでしょうが、寒さが苦手な僕にとっては辛い季節です。

とはいえ、12月22日から新年まで、支援先のフィリピンの児童養護施設で子供たちと過ごす予定です。その楽しみを支えにして、寒さに耐えています。

11月には佐世保の実家に戻ってきました。寒さが苦手な僕は、2016年にタイに移住しましたが(詳細は自己紹介をご覧ください)、コロナの影響で一時帰国し、しばらくは住所不定無職の生活を楽しんでいました。

その後、フリースクールでのボランティアをきっかけに、福岡に家を借りました。福岡はとても住みやすかったのですが、体調を崩し、佐世保に戻ることになりました。

10月中旬に体調を崩し、高熱が出ました。普段であれば扁桃腺のせいで高熱が出ることはあり、対応には慣れていて数日で落ち着くのでが今回は熱が収まらず、どんどん体力が奪われていつもと違いました。

今回はちょっとやばいと思い、妹と母に迎えにきてもらい実家に帰ることに。住んでるマンション隣のコインパーキングで待ち合わせ、そこの着いた時の妹と母の顔からしてかなり自分が弱っている事を認識しました。
実家に戻り、病院で血液検査を受けた結果、数値がかなり異常だったようで大きな病院での検査を勧められました。推薦状をもって大きい病院に行ったのですが、専門の先生のアポがいっぱいで受診してもらえるのが五日後でしたが、翌日の夜にあまりも憔悴しきっている僕を見て妹と母が、その病院に緊急外来に連れて行き、結果としてそのまま入院し、肝臓に膿がたまる「肝膿瘍」と診断されました。

タバコも吸わず、お酒もほとんど飲まず、40代で肥満体型になったのをコロナ期間中に45kgの減量し、その後も健康に気をつけていましたが、まさか入院するような病気になるとは思っていませんでした。

医師によると、感染症が原因で、海外滞在中に生水などを介して感染した可能性があるとのことです。8月と9月に韓国、フィリピン、タイに滞在していたため、おそらくその間に感染したのではないかと言われました。

この突然の入院により、年間の計画が大きく変更されました。業務委託をしていた2社との契約を一時解除し、無職に。それを機に、福岡の家を解約し、実家で過ごすことになりました。幸い、母も今年73歳になるので誰かいてくれた方がこころ強いとのこともあり実家でしばらく過ごすことになりました。

結局は18日ほど、入院して今は元気になりましたが、入院時8kgほど落ちてしましました。退院後に実家で運動もせずに食べては寝る生活をしていたら、体重がもどるところか、10kg増え2kgオーバーしてしましました。笑

51歳になり、人生の折り返し点を迎えたと感じていますが、今回の経験で、やりたいことに迷わず挑戦する決意が固まりました。

今までも、周りから見ると自由に生きているように見えたかと思いますが、何かと躊躇してしまったことや、「自分にはできない」「自分には荷が重すぎる」と諦めていたことが結構あります。

他はそう思わないかもしれませんが、意外と周りの期待に答える生き方をしてきましたが、それもやめ「自分が主人公」の人生を歩もうと本気で思いました。

このnoteの記事について、以前は「自分のマーケティング知識は他の多くの人と変わらない。そんな自分が偉そうにマーケティングについて語るのはどうか」と考え、行動に移せませんでした。しかし、今は違います。僕の知識を共有することが新たな学びにつながると感じています。他人の意見に囚われずに挑戦する勇気が湧いてきました。以前はこのように思っても実行に移せなかったのですが、病気を経験してからは、良い意味で開き直り、自分の思いを実践することができるようになりました。

現在、僕は「やりたいことリスト」を作成して、可能なことから積極的に取り組んでいます。当初は1月から始めることを考えていましたが、それでは以前の自分と変わらないと感じたため、できることはすぐに(ASAP)実行するようにしました。

重要なのは、何かを始める際に期限を設定することです。最近の病気と入院を通じて、人生で何が起こるかは予測不可能だと痛感しました。幸いにも僕は完全に回復し、新たなスタートを切ることができる環境にいます。しかし、そうでない人もいるということを考えると、言葉だけではなく、実際に行動することの大切さを感じています。

例えば、今週の金曜日からフィリピンに行き、子供たちに会うことを決めていました。コロナ前は毎年年末年始を彼らと過ごしていたので、自由に渡航できる今、会いに行くのは当たり前でした。
ただ、入院中は病気のことや、無職になったことで今後金銭的に厳しくなるかもしれないと考え、一時は諦めていました。しかし、旅費も今はある、帰国後に必要なお金は自分が頑張って仕事を見つければ良いし、病気に関しても医師から許可を得たので、フィリピンへ行くことにしました。

今後は、迷ったら行動を起こし、これまで避けていた失敗を経験することで、人生をより一層楽しもうと思います。長文にお付き合いいただき、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

お・ま・け

活動しているボランティア団体でも記事を書きました。ぜひ、一読といいねをお願いします。

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