見出し画像

今日はある方とそのお子さんとの相性読み(シナストリー)をさせていただきました。

相性読みはお二人のホロスコープを重ね合わせて天体同士のアスペクトを見ていきます。
(シナストリーについてはこちらの記事もご覧ください)

お母さんは毎日しっかりと家庭を守りながらも社会とつながることや自分の楽しみの時間も持つなどバランスの取れた方。
お子さんは夢を実現させる為に勉学に励んでいます。

ホロスコープからお二人の関係性を見てみると、お母さんの金星とお子さんの太陽がぴったりと重なっています。お子さんを授かったことはお母さんの喜びであり、お母さんの魅力も輝きを増し金銭的にも恵まれる星の配置です。私はこのお母さんのことはお子さんが生まれる前から知っていますが、確かにお子さんが生まれて益々魅力的になり経済的にも恵まれた印象があります。

お母さんは金星のそばに木星があり、木星は7ハウスの始まりのディセンダントにほぼ重なっています。お子さんの太陽はお母さんの木星も照らしています。お子さんの存在がお母さんの価値観を広げ、人間関係も豊かにしてくれています。

ただお母さんの木星にはお子さんの冥王星が60度(セクスタイル)の角度を取っているので価値観や人間関係をリセットさせられるようなことがあったかもしれません。またお母さんのアセンダントとお子さんの太陽が180度(オポジション)で向かい合っているのでぶつかる部分もあるかもしれません。

逆にお母さんがお子さんに及ぼす影響を見ると、お母さんの太陽がお子さんの4ハウスを照らしています。4ハウスは家族・家庭。安心できる居場所です。お母さんの存在が生まれ育った家庭を照らしてくれている、とても理想的な親子関係ですね。実際私から見てもこのお母さんは良き家庭人という印象です。

またお子さんの出生ホロスコープ単体で見ると月がおとめ座12ハウスにあります。月は素の自分であり、また母親に対するイメージでもあります。そのお子さんから見たお母さんはおとめ座的、現実的で細やかな気配りのできるお母さんです。このお母さんは太陽がやぎ座。やぎ座も現実を大切にする星座です。
このお母さんが日々を大切にする地に足のついた人だということがホロスコープにたくさん表れていますね。
また月のある12ハウスには『隠す』というキーワードがあります。
このお子さんは素の自分が分かりにくい、本来の自分を隠してしまっていることがあるかもしれません。

今日はお子さんの可能性や未来についてもお伝えさせていただきました。お子さんが今勉強していることはホロスコープに表れている使命ともつながっていることが読み取れました。
やっぱりお母さんてお子さんのことはとても熱心に聞いてくださいますね。
子を思う純粋な愛を感じました。

今日はお子さんのこと、親子関係を中心に読ませていただきましたが、次回はお母さんご本人の可能性や未来についてもお伝えできたらと思っています。

星を見ると、どんな出会いにも意味があり、またお互いに影響を与え合っているということが良く分かります。ご縁をつなぐ相性読み、もっともっとやっていきたいと思っています。