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冥王星は破壊と再生の星です。
守護神は冥界の支配者ハーデス(ギリシャ神話)、プルート、ディース(ローマ神話)です。土星の守護神クロノスの息子で、木星の守護神ゼウスと海王星の守護神ポセイドンと兄弟です。

冥王星のマークはこちらです。

陽喜屋さんより

『PLUTO』のPとL、また冥王星の存在を予想したパーシバル・ローウェルのイニシャルの組み合わせとも言われています。

冥王星はこちらのマークで表されることもあります。

みほみのるさんより

冥王星は天王星、海王星よりも更に遠く、公転周期は約248年です。明るさもとても暗いので大型の天体望遠鏡でないと観測は難しいですが今の時期は夜明け前の東の空、火星と水星の間辺りに昇ってきます。

冥王星の守護神ハーデスは大地・海・冥界の3つの世界=全ての世界を支配するとされています。死と再生を司ります。一度死を迎えたものには決して現世への帰還を許さない厳しい神ですが、ルールや正義を重んじる、行い正しい物には大きなご褒美をくれる神でもあります。土星の宇宙バージョンのような印象もありますね。

現実社会でどんなに地位が高くて物質的に恵まれていても死からは逃れるこはできません。命あるものは全て冥王星に逆らうことができないのです。でも宿命を受け入れ、冥王星と仲良くすることで不可能を可能にする、大きな恵みを受けることができます。

冥王星は全てをゼロにしリセットをすることで、それまでは想像もつかなかったような大きな成果を築き上げます。最初100万円あった貯金がゼロになったけれど最終的には億万長者になるようなイメージでしょうか。
全てをなくされてしまってひどい、と思いそうですが根底から破壊することで全く新しい形で再生することができるのです。冥王星の破壊は深い愛からのものなのです。

想像を遥かに超えた成果をもたらす冥王星ですがマイナスに出ると威圧的・支配的になったり、極端に偏ったりという傾向になる可能性があります。

冥王星は人生の究極的なテーマ、使命といったものにも関わってきます。トランスサタニアンの中でも特に冥王星は意識しづらいですが一旦気付いてしまうと逃れられない「とことん」やらされるテーマとなります。

私自身もここ2、3年冥王星と向き合う時期に差し掛かって来たと感じています。正直しんどい部分もありますがしっかり取り組むことで何か見えてくるといいなと思っています。