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海王星は夢や想像力などを表します。
海王星の守護神は海の神ポセイドン(ギリシャ神話)、ネプチューン(ローマ神話)です。ポセイドンは土星の守護神で時の神のクロノスの子供で、木星の守護神ゼウスの兄弟にあたります。ポセイドンも兄弟のゼウスに似たところがあり、大きな無条件の愛を広げてくれますが気が変わりやすく浮気者なのが困ったところ。海の波のようなうつろいやすさを持っています。

海王星のマークはこちらです。

陽喜屋さんより

ポセイドンが持つ、魚を突くモリをかたどっています。

海王星は今の時期は日中に出ているので見ることはできません。4月頃になると夜明け前に東の空から昇ってきます。海王星は公転周期が約165年、天王星よりも更に遠く暗いので観測には望遠鏡や双眼鏡が必要です。

海王星は広げていく、という点で木星と共通の性質があります。

また愛や芸術に関わる点では金星とも共通点があり「海王星は金星よりも1オクターブ高い愛」とも言われます。

木星や金星が示す現実世界に対しトランスサタニアンである海王星は現実世界を超えた、目に見えない世界であったり精神的な分野を司ります。また現実世界にはあるけれど粒子がとても細かくて肉眼では見えないものにも関わります。

海王星は焦点をぼやかす、境界線をなくす、広くそして深く浸透させるような、あらゆるものに溶け込んでいく性質があるのでプラスに出ると大きな夢や理想を実現することができ、慈悲と呼べるような深い愛を地球規模で広げていくことができます。

マイナスに出てしまうとお酒や薬物に頼ってしまったり不安感にさいなまれてしまったり、人に溶け込みすぎて人との境界線が曖昧になって人に振り回されてしまったり。ウイルス感染も海王星の領域です。

4月の終わりまで木星と海王星が共にうお座に入っています。
木星と海王星はどちらもうお座を支配する星です。木星と海王星にとってはうお座は故郷、ホームグラウンドでありその星の特徴を十分に発揮することができます。
支配星関係にある天体と星座には共通点も多く、うお座は優しさや癒し、芸術、スピリチュアルな分野といった性質を持っています。

社会的なことでも個人においても4月までの期間はうお座的なことがとても広がりやすい時期です。今は実現可能かどうかにはとらわれず大きな夢や理想を掲げることで未来が開けて行きますよ。