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世界の捉えかた

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地球が一個だからって、あなたとわたしが同じ地上に立ってる、ということにはならない。
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2017年12月の記事一覧

「素晴らしい この世界」 つくる気ある?

幼いうちは、世界が大人の所有物であるかのように、自分にとって慣れ慣れしくない。バリアフリ…

野崎 宵
6年前
5

上も下もないけど 上での立ち方は ある

たいした寒さでなくても、冬は、布団から出たばかりの身にとって、とても暴力的だ。カーテンを…

野崎 宵
6年前
7

一歩さきを見る 眼

未来がみとおせたらいい。いろいろな対処も、先回りしてできる。けれど、わたしたちは「予知」…

野崎 宵
6年前
4

ワープゾーンはどこ? 探しても探しても

インターネットの世界のことを、「自分の手のとどく範囲が、唐突に、すっごく広くなった」と感…

野崎 宵
6年前
11

見ているのは現実 感じているのは脳内の現実

現実が、つらいか、たのしいか。その判断は、二の次でしかない。 つらい日々が続いても、時間…

野崎 宵
6年前
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これくらいしか 自由になりそうなもの ないのに

感じる。 こころで、なにかを感じる。目のまえにあるものを見たり聞いたりして、その状況のこ…

野崎 宵
6年前
4

世界をシンプルに捉えたい ホヤ 通過していく粒々

ホヤという生き物は、「動物」というくくりの中で、もっとも単純なかたちをしている。 よく「人間といえども、もとをただせば単なる筒にすぎない」という話を聞く。口から食べて、お尻から出す。複雑なつくりに見えても、生命体と、外界との接地面は、外側の表皮、それから筒の内部のみ。 ホヤはまさに、これを体現している。海水を、筒のなかへ通過させ、たべものを漉しとって、身にしていく。 「人間だって、口から食べて、栄養を漉しとって生きているじゃないか」 いやいや、今回わたしが言いたいのは

カメウサ 得も損もなく ゴールが点々と見えている

幼ければ幼いほど、経験したものごとの数もおなじくらいで、よこならび。だからこそ、意味があ…

野崎 宵
6年前
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