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カウチサーフィンは子どもの英語学習に役立つのか?

自宅に異国の人がたまに泊まりに来る我が家では、子どもたちはどういう反応なのか。

今回はカウチサーフィンが、英語教育とか、異文化への興味関心に役に立つのかについて、我が家のケースを紹介します。


タッチポイントを増やしてあげることしか出来ない

正直、これに尽きます。
多少、英語に触れる機会があっても、「自分で何とかしたい!伝えたい!」という気持ちが湧かない限り、英語学習には繋がらないです。

小学校などで、英語教育が始まって、学校の勉強の中でも英語に触れる機会は増えてきています。

でも、「自分の言葉で伝えたい」とか、「伝わらなくて辛い😭」みたいな経験には、繋がってないんですよね。

所詮、一時的に体験しているだけに過ぎなくて、環境そのものを英語環境にできてるわけではないし、違う文化に触れたり、普段と違うことをしても、日本語に溢れた日常を変えることは容易ではありません。

 「このままじゃダメだ!」と、現状を俯瞰して見れるようになるのは、大人でも難しいこと。子どもたちにとっては、自分の興味が全てで、伝わらなくて悔しい思いを感じられるだけの熱中や、ハマっていくきっかけなんて、他人が都合よく設定出来るわけなんてありません。

それができない以上、いつかそのタイミングがくるまで、タッチポイントをできるだけ作ってあげるしかないと思っています。

効率よくとか、今までの苦労を無駄にしたくないとか、そういう次元でやってたら、やれないし続かない。最終的に、なーんにも意味がなかったとしても、親のエゴで、親が個人的にやりたくてやってたことなので、子どもに何かを期待したらいかんと思ってやっています。

カウチサーフィンを子どもの為にやるのであれば、やらない方がいい。

 まずは自分が楽しむために、楽しんだ結果の副産物として、家族で楽しめるイベントになったら良いぐらいの心持ちでやりたいものです。

文化の違いに違和感を感じることは増える

言語への影響はとても少ないですが、日本との違いについて、違和感を感じていると思えることが増えています。

例えば、8歳の息子は7月に滞在されたグループの家族構成について疑問が生まれたようです。

一緒に旅行していて、どこからどう見ても家族のように見えるけど、日本でいうところの家族じゃないかもしれない。

この状況に彼は、「家族じゃない(かもしれない)のに、一緒にいるのは浮気なんじゃないの?」と言っていました。

 彼の疑問に応えられたかどうかは分からないけれど、お父さんとお母さんが別れて(離婚して)新しいパートナーがいても不思議なことではないこと、結婚していなかったとしても、一緒に住んだり旅行したりすることは、日本では珍しいかもしれないけれど、海外では普通にあることを伝えました。

他にも、一緒にいるグループ3名の国籍がバラバラだったり、いま住んでる場所が国籍のある国ではないことも、不思議だったようです。地球儀で場所を教えてもらいながら、どこまで分かったかどうか分からないけど、違和感を感じているようでした。

 文化というもの自体が何なのかまだ分からない子どもたちが、体感として感じる違和感や疑問を大切にしたいなと思っています。

親のやってることって、実は見られてる

親の影響なんて、あまりないと思うんです。だがしかし、似て欲しくないところばかり似ている気がする。

似てると思うのであれば、やっぱり見られているんだと思います。であれば、似て欲しいところも、ガンガンアピールせねば。

誰かが、「家事を子どもが寝ている間にするんじゃなくて、子どもの前でやるようにした」と言ってました。

そうだ、隠れてやることじゃないよな、と思ったので、洗濯、料理、掃除、買い物、PTAの仕事、ライターの仕事、本業の仕事、漫画を読んでる時間でさえ、「これは記事を書くのに必要なんだ」と宣言して読んでいる。(読んでる漫画、全部は記事になりませんが💦)

 英語に限らず、子どもへの過度の期待は逆効果。自分もあからさまに期待されたらしんどいはず。

 いい事も、悪い事も、みーんな親に似るんだと思って「親も頑張る」くらいしかできないんじゃないかしら?

そんな訳で、カウチサーフィンをやっている事自体は、直接的な影響は少ないです。が、周り回って、何かの足しになったらいいと思ってやってます。

カウチサーフィンに興味のある方はぜひコメントなどで質問もお待ちしています―!

 





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