今日もカフェでコーヒーを飲みながら⑰ 16.子供の周囲(まわり)にいる大人達へ…

『いじめ問題』は、当事者である子供達や学校、家庭、地域だけでは、解決出来ない状況まで深刻化してきています…。


『いじめ』が無くならない要因の1つとして考えられるのは、いじめっ子、いじめられっ子、そして、『傍観者』のそれぞれに『温度差』が生じている事…。

更に、その光景を日常的に目撃しているはずの教師や、学校関係者、子供達の両親といった、周囲(まわり)にいる大人達の『認識の甘さ』だと思えてなりません…。


『いじめ』はもう、『子供同士のケンカ』や『小競り合い』では片付けられない、ともすれば、『犯罪』にまで発展してしまいかねない問題なのです…。

「うちの子に限って…!」
「大げさに騒ぎすぎる!」
「そんなの、ただの被害妄想だ!」
などと思う人達もいるかもしれません。
けれど、『いじめ問題』を、これ以上、『他人事』と思って放置しないで下さい…。


そもそも、学校で『いじめ』について一切何も教えていない事自体、疑問に思います。
何かが起きてから、初めて『いじめ』について考え、議論してからでは手遅れではないでしょうか?


学校や家庭内、地域で、『いじめ』の要因となり得る状況を、少しずつでも減らしていく事と同時に、子供達が小学校に入学する前の段階から、教育の一環として、『いじめ』について考える時間を設けて、子供達に『いじめ』がどういう事なのかを認識させる事によって、未然に防ぐ事が可能になるのではないでしょうか…?


今、こうしている間にも、どこかで、誰かが、『いじめ』によって苦しみ続けています。
けれど、誰にも相談出来ないまま、耐え切れなくなって、いつ『自◯』によって◯に至ってもおかしくないのです。

こんな、『いじめ問題』すら解決出来ないような環境で、子供を持つ親も、不安を抱え、
「自分の子が、いじめに遭っていないだろうか?」
と考えたら、安心して我が子を学校に任せておけないと思います…。


どうか、『いじめ問題』から目を逸らさず、苦しんでいる子供達の『心の叫び』や悲鳴に、目を傾けて下さい…。

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