今日もカフェでコーヒーを飲みながら⑭ 13.『いじめ』に遭い、苦しんでいる人達へ…

あなたが、いくら助けを求めて、周りにいる同級生や、担任の先生、両親などに相談しても、必ずしも、『いじめ』が解決に至るとは考え難いでしょう…。

恐らく、友達や同級生は、自分が標的にされる事を恐れ、自分の身の安全を考え、あなたと関わらないよう、『見て見ぬフリ』をするでしょう…。

また、大人達も、『世間体』を重視し、
「そんな事言って、学校をサボりたいだけでしょうっ!」
などと言って、嫌がるのを構わず、無理矢理に学校へ通わせ続けたり、
「たかだか子供同士のケンカや小競り合いに、大人が口を挟むべきじゃない」
などとしか思わず、真剣に考えないでしょう…。

大抵の大人達は、くだらない『世間体』というものを重視してしまい、『いじめ』に気付いたとしても、その事実を握り潰し、『無かった事』にしてしまう可能性があります。
恐らく、
「いじめに遭うのは、いじめられている側に、何か問題があるせい…」
としか考えないかもしれません…。


たとえ、あなたが、苦しみに耐え切れず、『いじめ』を苦に『自◯』してしまっても、あなたの◯を悲しむどころか、
「◯◯君をいじめた覚えはない」
とか、
「面白いから、からかって遊んだだけ」
とか、
「◯◯さんがいじめに遭ってたなんて、知らない」
「いじめがあった事実はない」
などと、口々に、虚偽によって『いじめ』の事実をうやむやにしようとするでしょう…。

また、仮に『いじめ』を知っていたとしても、
「もっと早く相談してくれれば…」
「自◯なんかする事なかったのに…」
と、偽善者ぶって、少しでも自分を正当化する事しか考えないでしょう…。


悲しいけれど、あなたが『自◯』したところで、事態は何も変わりません。
あなたを散々いじめた子達が、あなたの◯によって得をするだけだと考えた方が良いでしょう…。

『いじめ』からあなたを救えるのは、友達でも同級生でも、先生でも両親でもなく、他の誰でもない、あなた自身しかいないのです…。

『いじめ』が辛くて、学校へ行きたくないのなら、両親に何を言われようと、行く必要はありません。
学校で『いじめ』に遭って、心も体も傷付き、苦しみ続けているうち、あなた自身が自分を責めるようになってしまいかねないからです…。

今は、フリースクールや通信制の学校、心療内科などもあるのですから、そういった機関を『逃げ道』として利用したっていいと思います。

他の人達に、
「卑怯者」
とか言われたり、
「そんな事ぐらいで逃げるのかっ! 弱虫めっ!」
と言われようが、自分の身を守る事を最優先に考えて下さい。

また、『いじめ』に遭っている事を、出来るだけ詳しく、メモなどに書き残しておいて、いざという時の『証拠』として、自宅に保管しておくのも、1つの手段でしょう。
但し、くれぐれも、その『証拠』を学校に持って行って、誰かに話したり、安易に見せたりしないよう、注意して下さい…。
たとえ、それがあなたの友達だとしても、担任の先生だとしても、
「これは、証拠として預からせてほしい…」
と言って、あなたの『証拠』を手に入れ、内容を見た後、『証拠隠滅』してしまいかねないからです…。
「どうしても」
と言われた場合の為に、コピーを取っておき、原本は自分で保管しておいた方が良いでしょう…。


『いじめ』は、決して、『標的』にされているあなた自身に問題があるとは限りません…。
また、『いじめ』に耐え続け、頑張っているあなたを見て、
「弱虫で、ダメな人間」
「生きる価値のない人間」
などと言って罵り、あなたをいじめる人達の方こそ、『愚か者』なのです…!


今は、『いじめ』に遭って、苦しくて、辛くて、何もかも嫌になって、自分の事を、
「生きている価値のない、ダメな人間」
だと思い、自分を責めているかもしれません。
大人になってからも、『いじめ』によりもたらされた『心の傷』が消えず、一生、『トラウマ』を抱え続けて苦しむ可能性もあるでしょう。

けれど…、
決して、『自◯』を選択しないで下さい…。

他の誰の為でもない、あなた自身の為に、生き続けて下さい…。

もし、
「生きている意味が、わからなくなってきた…」
と思い、悩んでいるのであれば…、
あなた自身の『生きる意味』を、一生かけて考え、探し続ける為に、生き続けたって良いのではないでしょうか?

『生きる意味』の答えは、必ず、あなた自身の中にあるはずです…。


そして、くれぐれも、あなたをいじめている人達に対して、『仕返し』や『復讐』しようなどという考えは起こさないで下さい。

『仕返し』や『復讐』などをしてしまったら、あなた自身まで、いじめる人達と同じ『愚か者』になってしまうのですから…。

自分以外の他の人間を『いじめ』によって傷付けた人達は、いずれ、それ相応の『天罰』が下される事になるでしょう…。

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