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それ、甘えてるの?

ママ大好き

長女11歳。
自他ともに認める「ママ大好き」女子。
彼女は女子だ。

本当に女子100パーセント(笑)

いつも私は驚いてしまう。
彼女の【女の子らしい】ところに。

私は小さい頃から淡々としていたので
女の子が泣き喚いたり、ギャーギャー言うのが苦手だった。

ベタベタ甘えてくるのも苦手。

そんな私のところに生まれた長女は
いつでも『恋する女の子』みたいな心の持ち主。

おまけに繊細で敏感だから、周りが不調でも私が不調でも(笑)それを感じてしまう。

そして大人の心も持っている。大人びているのだ。

5年生の体に、女子力100%、精神は大人!

そして甘え下手・・・というか。多分、竹を割ったような性格の私とタイミングがずれてしまう。

長女が甘えたい→ママ忙しい

私が甘やかしたい→長女、他のことに夢中

噛み合わない(笑)そうすると、素直に「ママ大好き」が出せなくなる長女。

これが一つの合図。

甘え足りないと、「ママなんか大っ嫌いーーーー!!!」と叫ぶ。

ここで私が悪いのはわかってるが言ってしまうのだ。

「ママのこと大好きなくせに♡」

感じ悪いよね・・・ごめんねw

タイミングは合わせるものなのか

私も色々やることがあって、【この時間なら甘やかせる】というタイミングがある。

そこが合わないのだ!

驚くほどのタイミングで「ママ〜!」
と言ってくる。ズレ始めるとあっという間にタイミングが合わなくなる。

【今!今か!さっきまで時間合ったのに来てくれなかったやん!】と言う心の叫びと葛藤。

毎度は否定しない、毎度肯定もできない。

それが不満なのだ、長女は。

分かる、あなたの氣持ちもわかるけど、全部受け止めてあげられる技量がママには無いのだ!

ごめんよ〜!と心で謝る・・・

その悪循環が続いたある日。

「ママ、髪乾かすの手伝って!」

「ママ、歯磨きしてほしい」

・・・?

一瞬分からなかった。
疲れてるのかな?なんでそんなこと言うのかな?
もう5年生なのになあ。

とりあえず、できるときはして、できないときは「今日はできないよ〜」と伝える。

長女が「じゃあいいよ!!!」と怒ることもあったけど、一度断ったときに翌日もすぐに

「ママ、歯磨きしてほしい」

と言ってきた。

ママ、◯◯してほしい

その時ふっと聞いた方が良いな。と思ったので

「ねえねえ、ママに何かして欲しいって甘えたいってこと?」

と聞いてみた。

長女も質問に驚いたようで一瞬止まったが「うん」と。

「ママね、それ分からないんだよね。そんな風に甘えたいって思ったことがないから分からないの。でも歯磨きも髪を乾かすのも、甘えたいって言ってるんだね?」

「そうだよ」と小さく長女。そのあと「そっか。ママには分からないから断られてたんだね。」と言われた。

「そうそう。なんでママにそう言ってくるのかな?って分からなかったの。もう分かったからね。いつもは出来ないかもしれないから、それだけは知っておいてね。出来るときは甘えて良いからね!」

長女はうんうん、と頷いて納得してくれました(多分)

子どもで、人間で、女の子。そして今大人の階段を登っている長女。

いつまで甘えてくるのかな。
甘えさせるのもバランスとタイミングだけど
手を繋いでくる今はまだまだ甘やかして大丈夫かなと思っています。






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