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火花★★★★☆

泣いた!
内容知ってたのに、ラストライブネタは泣いてしまった(泪)
何これ、あかんよ!
業界違うし、自分本体で勝負ではないのですが、漫才関係を聞くたびに漫画も同じだなあと思ってました。
多分、ゼロから話を組み立てて、それを他者に公開して、人気を得なければ生きていけないという構造が同じなのかも。
私は漫画は絵を描くのがメインではなくて、話を表現するために静止画を使ってると思っているので特に。

駆け出しの漫才コンビ「スパークス」が解散するまでの話なのですが、メインは何故かこのコンビ二人ではなくて、主人公と別の漫才コンビの片割れ。
こういうのって漫才コンビ内で色々あってっていうのがメインじゃないのかなあと思いましたが、漫才コンビだと距離が近すぎるんですね。
別のコンビ同志の方が、距離が離れている分、もっと複雑かも。
配役、いいですね!

菅田将暉の後輩っぷりもいいですが、桐谷健太が適役ですね。
ラストが「浅草キッド」とかずるくない?(笑)

この映画で泣けた方は、Creepy Nutsの「板の上の魔物」も聞いてほしい。あの二人はラッパーな筈なんですが、そっちのイメージよりお笑いとかこっち側に近い気がして。不思議な二人です。敗者の歌が多いからかなあ。
あと漫画描いてる方には、西炯子さんの「欲望という名の自転車」おすすめ。漫画に興味がない人が人気漫画家になって、漫画家を目指して頑張っていた先輩が挫折する、非常に残酷な話です。「僕は鳥になりたい」に収録。表題作は、好きな少女漫画のMyベスト5に入ります。これ以外は、ちょいBLちっくなので大丈夫な方は是非。

「火花「のラストは、希望があるのが嬉しいですね。(また泣ける)

お笑いのBLはいつか描きたいと思ってます!※色々台無し。


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