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ヨコハマBJブルース★★☆☆☆

流れで視聴。
松田優作が主演で歌いまくってる謎の映画。
ああ、こういう邦画、昔は多かったかも。系統的には、「探偵はBARにいる」。でもあまり脚本は面白くないかなあ。
すごいB級!とB級映画が好きな方に絶賛されてましたが、松田優作とB級映画が好きな方は面白いかも?

あらすじはこんな。

うらぶれた深夜のブルース・バー。BJはその店の売れないロックシンガーで、ゼニ稼ぎに裏で私立探偵の真似事をやっている。ある日BJは、ゴルフ場の片隅で刑事・椋と紅屋と会っていた。BJと椋は、10年前サウスブロンクスにいた頃からの親友で、椋の女房・民子は、BJの元恋人だった。その時、BJと紅屋の目の前で椋が背後から何者かに撃たれた。BJは紅屋に疑われてしまう。とんだ濡れ衣にBJは、まずファミリーのボディガード・蟻から洗おうと、蟻の男色趣味の相手・ハードゲイ4人組をブチのめす。4人組の一人、鳥井が吐くには、蟻と椋の女房・民子が通じているらしい。蟻を待ち伏せするBJだったが、おかしなことに蟻は暫く外国へ飛ぶらしい。さらに、何者かに射殺された椋刑事の記事がどの新聞にも見当たらない。やがてBJは紅屋に疑惑を抱くのだが…。(Amazonあらすじより)

ハードゲイってお前。
話も何かふんわりしてて、よくわからない事だらけ。
でも松田優作だからいいや!っていう強引な圧力を感じます。

考えるな、感じろ。

無茶な!(笑)
ネタバレになりますが、内田裕也を撃ったのは誰か分からず、明は何で殺されたのか分からず。
どうも財津一郎の愛人の明は、内田裕也ともデキてたみたいですね。
明さんの「俺美しいだろ」的なセリフも、いやイケメンの部類かもしれないけれども、何か説得力ない普通の子でした。ビョルン・アンドレセンくらい持ってきておくれ。
財津一郎と内田裕也を二股かけて、ガチな関係はなかったけれど松田優作もまんざらではなかったらしい魔性の男、明。なんで、そうなった?※誤解を招くから、役名で云ってあげて!

★は悪くはなく、だからと云ってすごく良くもないので3つで。
しかし、私ら30代以上の横浜市民には★は4つくらいかも。
景色がいちいち懐かしいのですよ。
まだ有隣ファボリがあった頃の馬車道(出ていないけれどメリーさんも余裕でご存命)多分まだ商業施設にはなっていない赤レンガ倉庫(を店にしてました。先見の明ありでは!?)私も行った事ないけれど、当時ユーミンの歌で有名だったドルフィン。ハードゲイ(笑)がいた駅は、伊勢佐木長者町駅ではないかな??
混んでる馬車道とか、最近見た事ないですよ。
昔は関内が今のみなとみらいポジションでしたからね。

古い横浜の風景に思いをはせる映画でありました。
それにしては手前で行われているドンパチや殴る蹴るの暴行は本当邪魔ですが!


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