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時間回廊の殺人★★★★☆


週末恒例、探偵系ホラーの構造分析部で鑑賞いたしました。
先週分。書き忘れてました。

本当は「マザーハウス」を鑑賞予定でしたが、何故かいきなり観られなくなったので急遽韓国リメイク版を。
元はベネズエラの映画のようです。

出だしは全く意味がわからなくて、一体どんな映画なの?と思いましたが、途中くらいからめっさ面白かったです。
ホラーなのかな?もしかしたらSFの方かもしれません。
ただ土地がそういうオカルト的な力がある設定なので、ホラーかなあ。

夫と息子殺しで逮捕された主人公(とよた真帆似)が25年後刑期を終えて、事件現場だった家に帰ってきてから話は25年前の回想を交えて進みます。
それに現在の心霊現象も突然出てくるので、時々わからなくなります。

話は練られていて面白いのですが、不満点は一つだけ。
何で旦那がこんなにもどクズなんです?
最初わからなかったのですが、お兄ちゃんは夫と死別して再婚した母親の連れ子で心臓が悪いんですね。(ちょっとふくよか健康児童で説得力なし)
弟に何かあった時に、「お前が死ねばよかった」とか平気で云えるクズ旦那。最後など殺そうとします。
こんなんが警察なんですよ。世も末ですね。

あ、嘘でした。もう一点。
日本が元凶っていうのも…………ハハハという感じです。
正直、日本である意味なし。
日本の陰陽師、謎の「あべのますき」が全部悪いというオチ。
誰だよ、ますき。
でも、ますき関係なく、旦那はクズです。

結果的にはクズには消えてもらうという感じなので、これで弟が一緒だったらよかったなあと思ってしまいました。

あまりネタバレしないので、是非観てください。
「マザーハウス」も観たいので、また復活しないかなあ。


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