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長年抱える死の恐怖,それを考え克服するには?

 皆さんは死を怖いと思うことはありますか?「もちろん怖い」と言う方や「私は天国に行けるから怖くない」など多種多様な考えがあると思います。その中でも今回は死が怖いという人に向けて、同じ悩みを抱える私がその原因や対処法を書いていこうと思います。

1.死が怖い原因は?

 皆さんはなぜ死ぬことが怖いですか?よく挙げられる例としては「虚無が永遠に続く」、「死ぬことが理解できない」、「いつまでも生きていたい」などがあります。私は「自身がなくなり,それを知覚することができない」ので死が怖いと感じています。

 少し私の思考を掘り下げてみましょう。皆さんも自分が思う「怖い」を理解することで,死への恐怖に対する対処法を見つけるカギとなるかもしれないので一緒に考えてみてください。

 私の死への恐怖は宇宙から始まりました。皆さんは宇宙と言われたら何を想像しますか?「銀河」、「星々」、「無限の世界」、さまざまあると思いますが、私が思い浮かべたのは「終わりのあるもの」です。

幼少期の私は宇宙と言えば「たくさんの星」、「綺麗」などの感想を抱くだけでした。今思えば私は人生が永遠に続くと勘違いしていたのでしょう。

しかし時が経ち高校生になると、地球には「終わり」があると知りました。地球は太陽に吸い寄せられていていつかは太陽に衝突するとのことです。いつまでも続くものと思っていたものに終わりがある。これは当時の私には大きな衝撃でした。

そこからです、自分が終わると意識し始めたのは

そして何よりも怖かったのは、死とは自分で観測することができない。今思えば、死が何か永遠にわからないというものでした。

 そこから死があるとわかったものの、それを感じることができないことが恐怖につながったんだと思います。このように振り返ってみると、自身が考えていることが分かり意味の分からない恐怖から抜け出し、どうしたらよいのかを考える余裕が生まれてきます。

 しかし残念なことに生きている限り死と言う現象は必ず付きまといます。それを恐怖と捉え嘆き悲しむ人生よりは、認めて受け入れ、楽しく過ごす人生の方が良いですよね?人間は受け入れて認めることができれば前に進むことができる。私はそう思っています。
ではその対処法について考えてみましょう。

2.死の恐怖に打ち勝つ対処法

 恐怖に打ち勝つ方法はいくつか思いつきます。その中でも私が実践しているものを2つ、人によって考え方や感じ方は異なるので色々試してみてください!

 私が試しているのものの一つ目は,「恐怖を理解する」ことです。
「死が怖い原因は?」でお伝えしたように死の恐怖の根幹は「意味の分からない恐怖」だと思います。

 皆さんは恐怖と言われると何を思い浮かべますか?私が真っ先に思い浮かぶのは「事故」です。車に衝突するなどの事故は場合によって、死の危険がありとても怖いと感じています。ですが実際に事故に合いもせずに夜眠りつけないほどの恐怖に陥りますか?大半の人は否と答えるでしょう。

 それはなぜか、答えはどうしたら事故に合わずに済むかを教わったからです。幼少期には全員が横断歩道を渡るときは手を挙げてわたると教わりましたよね?ここから私たちは車が危険であるとともに、横断歩道を渡る際も危険視を孕んでいると理解したのだと思います。

 ではどうすればいいのか.安全を確認して横断歩道を渡ればいいのです.左右を確認し,車が来ていないかを見る.それだけ気をつけていたら横断歩道は安全に渡れるのです.他にも「刃物は危険」、「高所は危険」などたくさんのことを学び、それに対処する方法も知識として学んだと思います。

 つまり、何が怖いのかを理解し、それに対する対処法を見つければ「意味の分からない恐怖」はただの「怖いもの」になるのです。この「怖い」は言ってしまえばジェットコースターが怖いのと大差ありません(笑)。

 恐怖の段階を下げればいくらかの対処ができると思っています。その対処の方法は私が実践しているものの2つ目で紹介します。私はこれにより眠れないほどの恐怖は少なくなりました。まずは自身の「恐怖」を理解するところから始めてみませんか?そこできっとあなたは自分の「恐怖」の正体を知ることができると思います。

 2つ目は、「いろいろなことをやってみる」です.このブログを始めたのもその一環です。人間は暇な時ほど思考に耽ります。私たちが抱えている「死への恐怖」は「哲学」の一種だと思います。答えは無数にあり、人によってその答えは変わると思っています。ここが非常に厄介な点です。答えが無数にあるが故に、良い答えも悪い答えも思い浮かんでしまいます。そして人間は悪い答えほど深堀する傾向があると思います。それは希望を見出したいからだと私は考えています。

 しかし「意味の分からない恐怖」に限って言ってしまえば、時間をかけて深堀するのは、暗闇の中で終わりの見えない道を進んでいるのと同じです。それが永遠に続き、いつか諦めてしまう。この繰り返しに私たちは囚われてしまっていると感じます。

 ではどうするを与えなか。暇ければいいのです。私たちが思考を深堀することができる時間帯は限られています。その時間を「本を読む」、「映像作品を見る」、「勉強をする」、「家族や友人と話す」などに充ててみてください。体験談ですがかなり効果的だと思います。

 私は寝る直前にこの恐怖に陥りがちでした。特に宇宙を連想すると止まりませんでした(笑)。そんな時は頭の中で小説を作り上げていました。短編小説でも、二次創作でも気を紛らわせられればそれでいいのです。

 人間は面白いことに様々なことを考え続けるといつのまにか寝ているものです。授業中の居眠りはその良い例ですね(笑)。別のことをたくさん考えていたら楽しくもなり、死の恐怖を一時的にでも忘れられると思います。ぜひ一つ目と併用して試してみてください。

3.終わりに

 今回の記事をまとめると
死の恐怖は「意味の分からない恐怖」が存在するために引き起こされる。
対処法の例は
自身が抱いている恐怖を理解する
色々なことをはじめて気を紛らわせる
と言うものでした。

 いかがだったでしょうか。少しは死の恐怖をわかっていただけたでしょうか?私と同じように悩みを抱えている方の力になれたならうれしく思います。
 気になることや聞きたいことがあればぜひコメントで教えてください。
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 ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。良ければ他の記事も読んでいただけると嬉しいです。では、また別の記事でお会いしましょう!

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