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西岡選手の困難をプラスに変える力

こんにちは。

テレビで見るには自分にとってちょうどいい時間帯に放送していて、でも最後まで見てしまうと寝不足になりそうな全仏オープンテニスを毎晩見ているtennismanです。

今年の全仏はマレー対バブリンカなど1回戦から好カードがいくつもありますが、先日は西岡選手が20歳のシード選手であるオジェアリアシム選手と1回戦で対戦し圧倒しました。強打のアリアシム選手を多彩な配給で翻弄したテニスは素晴らしかったです。次の試合も頑張って勝ち上がって欲しいです。

さてその西岡選手ですが、思い出すのは2017年前半、大きな大会で活躍しランキングを50位台まで上昇させ絶好調だった時に膝の大怪我で長期離脱を余儀なくされてしまったことがありました。

これからもっと上に行ける!と誰もが思っていた矢先の怪我はとても残念で「怪我さえなければもっと上に行けたはず」と多くの人が感じていたでしょう。何より本人が一番くやしかったはずですが、西岡選手は選手生命に影響を与えかねない大怪我からその後復帰、2019年には自己最高ランキングを更新したのでした。

ある書籍で読んだのですが、西岡選手はリハビリ期間中、まわりの人に怪我をした時の話はせず、毎日リフレッシュしてハツラツとトレーニングを行っていたそうです。今では登録者数3万人超のYou Tubeチャンネルを開設したのもこの頃で、リハビリの様子などを配信されていました。

「今できることをやろう」と考えてもなかなか実践するのは難しいものです。テニスの選手としてテニスができない状況は苦しいはずですが、そんな中でも「何かできること」を考えて実践し、怪我をする以前よりランキングも活動の場も広げた西岡選手は本当にすごいです。

過去を悔やむのではなく、自分に与えられた時間を有効活用することに目を向ける!困難なことに直面しても、自分の長所を活かすために何をすべきかを考えて前に進み続ける!それができてもできなくても、真剣に取り組むことで自分自身の成長につながっていくのだと信じています。

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