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【2023年ドラフト】阪神タイガース:補強ポイントと指名予想

割引あり

こんばんは。鉄太郎です。

この記事では2023年ドラフトにおける、阪神タイガースのドラフトについて語ります。以前の記事で紹介した方法をもとにお話しさせていただきますが、あくまで個人の評価・感想ですので、その点はご承知おきください。

待ちに待った18年ぶりのリーグ優勝を果たした今シーズン。その原動力は何と言ってもドラフトの成功による生え抜き選手の台頭でしょう。今年も今までの方針を貫くドラフトが見たいですね。

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それでは本編をどうぞ(≧▽≦)


①指名傾向

ⅰ)ニーズに素直なドラフト

淡々と補強ポイントを埋める。近年の阪神のドラフトはそんな方針です。昨年は右打者がニーズと見るや3人を揃えました。今年も下記のポイントに沿ったドラフトになるはずです。

ⅱ)外しても同じカテゴリで入札を継続

1位の初回入札で外しても同じポジションの選手を入札し続けることが多い阪神。藤原選手⇒辰巳選手⇒近本選手と入札した2018年などその最たるものでしょう。今年はとにかく投手だと思います

②年齢×ポジションによる補強ポイント

ⅰ)右の内野手

支配下で25歳以下の右の内野手は戸井選手(18歳)ただ1人。その次が27歳の高濱選手となっており、この間に大きな空白ができています。二遊間が飽和している訳ではないため二遊間タイプでもいいですが、どちらかというと強打の三塁手が欲しいです。

ⅱ)左のセンター

支配下で左打ちの外野手は近本選手(29歳)、島田選手(27歳)、前川選手(20歳)の3人だけ。またセンターを守れる選手となると小野寺選手、森下選手、井坪選手などがいますが、いずれも両翼でUZRがプラスになるような選手で純粋なセンターは近本選手以外いないとも言えそうな状況。左のセンターを1人加えたいですね。

③戦力×ポジションによる補強ポイント

ⅰ)右のリリーフ

中継ぎでWARを使うのはどうなの?という話もありますが、1つの目安にさせていただくと、今年の阪神のリリーフは岩崎選手(1.1)、桐敷選手(0.9)、岩貞選手(0.6)、及川選手(0.6)と上位4人が左腕でした。

その下に石井選手(0.5)がいて、来年は湯浅選手の復活・ブルワー選手のフル回転・岡留選手の成長など期待できそうですが、ちょっと枚数的に不安があるため、ドラフトで1人は右のリリーフ候補が欲しいです。

ⅱ)次世代の捕手

今年は坂本選手(30歳)が躍動。もともと芸術的だったフレーミングに加えてスローイングとブロッキングが成長してディフェンス面では最高クラスの捕手です。梅野選手(32歳)も10年間出続けていることで衰えが隠せませんが、今なお守備面では頼れる存在。

この2人を主軸に据えてこれからも戦うでしょうが、2人の年齢と打撃面がやはり懸念事項です。打力がある若い捕手が補強できれば最高なのですが、希少過ぎて今ドラフトにもいませんね笑。

現在支配下には7人の捕手が在籍。ほぼ内野手の片山選手を除いて、中川選手(19歳・57試合)、藤田選手(22歳・50試合)、榮枝選手(25歳・63試合)、長坂選手(29歳・27試合)の4人で鳴尾浜の捕手を分け合っています。

これを見ても分かるように、例えば来年大卒捕手が入ってきたとしても出場機会が担保できません。上記の誰か1人を干したら別ですが、皆レベルはそこそこ高く、そんなことはしないはず。

ところで2025年に阪神のファームは尼崎に移転するのですが、その際に3軍を増設するかもしれません。そうなると捕手の出場機会も増えることに。以上を総括して考えると、来年は1年身体作りに励んで再来年3軍からスタートする高校生の素材型捕手(できれば打力ある人)を指名となるのかなと推測しています。

④指名予想

入札→常廣羽也斗(青山学院大学)
①将来のエース候補
常廣羽也斗、細野晴希(東洋大学)
②打力のある高校生の右打者
明瀬諒介(鹿児島城西高校)
森田大翔(履正社高校)
③右のリリーフ
椎葉剛(四国IL・徳島)
権田琉成(TDK)
④将来の先発候補
早坂響(幕張総合高校)
篠崎国忠(修徳高校)
⑤高校生捕手
寺地隆成(明徳義塾高校)
藤田悠太郎(福岡大大濠高校)
⑥俊足好守のセンター
福島圭音(白鴎大学)

1位入札は常廣選手と予想。嶌村球団本部長と複数のスカウトが一緒に視察した選手(浅野選手・小園選手等)を入札している阪神。今年そのスカウト詣を行ったのは常廣選手と細野選手。初回はこのどちらかに入札でしょう。ニーズは前でも後でも使える選手なので、リリーフではすぐに使えそうな常廣選手かなと予想しました。細野選手は完全に先発タイプですし。

2位から6位までに書いた各ニーズを埋めるドラフトになるでしょうが、順番がちょっと難しいですね。。。基本的にはこの順番が優先順位と考えていますが、明瀬選手が23番目まで残っていないとなったら先に坂井選手などの高校生投手を指名するなど、残っている選手に応じて臨機応変な対応が必要そう。

加古川市出身の坂井選手、神戸市出身の堀柊那選手、西宮市出身の下村海翔選手など兵庫県出身の地元っ子や、堺市出身の明瀬選手、和歌山県出身の中島大輔選手など関西出身の準地元っ子の中から何人指名するのかにも注目です!

⑤鉄太郎的おすすめ選手

坂井陽翔 投手 滝川第二高校 B評価

・経歴 滝川第二高 18歳
・身長/体重 186cm/81kg
・投打 右投げ右打ち

ここではタイガースのユニフォームを着て活躍する姿が思い浮かぶ。そんな選手を1人紹介します。

坂井選手は角度のある最速149㌔の強いストレートに七色の変化球を織り交ぜる右腕。滝川第二では4番兼エースを務めるセンス抜群の選手。加古川市生まれの地元っ子なのもいいですね。加古川より向こうの人帰られへんね、と言われるぐらいちょっと遠さはありますけど笑。

地元選手という以上に阪神にオススメなポイントがありまして、それは彼が(才木選手+西純矢選手)÷ 2と言ってもいい投手であること。長身から投げ下ろす質のいいストレートはまさに須磨翔風高校時代の才木選手のようで、決め球のフォーク、スライダー、カットボールを器用に投げ分けられるセンスは今の西純矢選手のようです。

まだまだ投手経験が浅いながらも抜群の素材を持つ選手であり、じっくりと育てられる球団としても阪神はいい環境でしょう。指名予想に載せていなくてなんですが、坂井選手を獲得できたら今年のドラフトは成功だと個人的には思っているほどです。オリックスに取られそうな気がしているのは内緒笑。

さいごに

以上阪神タイガースの指名について予想してまいりました。

ブラフが得意な岡田監督がドラフトも関西・・・アッ!なんて、あーだこーだ言うとりますが、去年就任直後の秋にも嘘ばっかり言ってましたので、あまり気にすることはないでしょう笑。

巷では穴がないからどのポジション・どの選手に行ってもいいと持ち上げられたりしていますが、実際は全くそんなことはありません。今年もニーズに沿ったドラフトをしてくれることを期待して後2日待ちたいと思います。

それではここまで長文を読んでくださった方々、誠にありがとうございました。次回は【2023年ドラフト】オリックスバファローズ:補強ポイントと指名予想でまたお会いいたしましょう。

鉄太郎でした!

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