【2023年ドラフト】初めに:補強ポイントと指名予想
こんにちは、鉄太郎です。
ドラフトが今年も近づいてきました!
日時は10月26日木曜日17:00~。
後2週間ほど待ちきれませんね。
今年NPBでは阪神とオリックスが優勝しました。野村監督時代からの阪神ファンである私にとっては18年ぶりの待ちに待った優勝でただただ嬉しかったです。そんな2チームが優勝した要因は偏にドラフトの成功でしょう。助っ人外国人選手が活躍できず、大物選手の国内FAが少なくなり、逆指名制度がなくなって久しい今、強くなる近道はただただドラフトにあります。
というわけでドラフト前に12球団それぞれの状況を整理したいと思います。各球団の補強ポイントと指名予想を書いていく予定です。あくまで素人の考えなのでフレーバーに過ぎませんが、日本全国の野球ファンに少しでもドラフトとNPBを楽しんでもらうきっかけの一つとして見ていただけましたら幸いです。
ドラフト指名選手一覧のExcelを作っていますので
よろしければこちらからご利用ください。
・高校生から独立リーグの選手まで185名のリスト
・年齢別、評価別のポジションテーブル
・本番指名の記入欄
などを設けております。
この記事では、まず"補強ポイントと指名予想の詳細"についてと"ドラフト全体の展望"を紹介し、次回から各球団ごとに記事を書いて行きます。
また、この記事は有料設定していますが、全文無料で読むことができます。もしいいね!と思っていただけた場合は、私のモチベーションを上げるお菓子代としてカンパいただけると大変うれしいです。
では、本編をどうぞ。
補強ポイントと指名予想の詳細
①年齢×ポジション
補強ポイントは大きく2つに分けられます。まず各チームの年齢とポジションの構成を見た時に空いてしまっている部分はどこか?について各球団ごとに2つずつ挙げたいと思います。
例えばドラフト前の阪神の選手構成を見ると、戸井選手(18歳)と熊谷選手(28歳)の間に右打ちの二遊間が誰一人いないというすっからかんっぷり。構成上このポジションを埋めるべきではないか?という点を紹介します。
どうしても個人的な主観に基づくポイント選出となるので、温かい目で見てもらえれば幸いです。
②戦力不足のポジション
次に戦力不足のポジションはどこか?という点をこちらも2つずつ挙げていきます。巷で言われる"補強ポイント"の中には、①の年齢×ポジションの不足箇所という要素が含まれていることが多いですが、ここでは明確に分けることで指名すべきポジションを明確にすることを目指します。
例えば日本ハムの二遊間の選手に着目してみると
細川選手(21歳)、奈良間選手(23歳)、上川畑選手(26歳)がいるため、年齢×ポジション的には必要なポジションとは言えませんが、成績を考えると明確な補強ポイントとなっているとかですね。
ただしこの補強ポイントこそ主観が多く出る部分です。一応WAR等の数値を用いて選択しますが、その点はご容赦ください。
以上をもとに補強ポイントについて見ていきたいと思います。中々客観的に評価することが難しいドラフトですが、こうして事前にポイントを明確にしておくと評価しやすかったりします。至らぬ点も多々ありますので、皆様のご意見もどしどし送ってください!
③指名予想について
12球団それぞれの入札予想とドラフト全体の流れについて予想します。どういうことかと言うと例えば阪神の場合、
1位から順番に指名しそうなポジションと具体的な選手名を挙げます。新聞等の記事、スカウトのコメント、視察情報などを盛り込んで予想するので乞うご期待ください!
ドラフト全体の展望
①ドラフト1位の12人について
ドラフトの花形ドラフト1位。佐々木麟太郎選手がアメリカの大学への留学を選択したことで大学生投手中心の入札となるでしょう。2023年ドラフトの1位12人はこんな感じだと考えます。
まず細野、常廣、武内、西舘という大学生投手四天王が筆頭でしょう。現状の能力レベルも将来のポテンシャルも抜群の投手で彼らの交渉権を得られた4球団がこのドラフトの勝ち組です。続いて前田と下村という将来先発ローテに間違いなく入りそうな2人には初っ端から入札がありそう。そして外した球団のうち、そのまま大学生投手指名の方針を貫くチームと、野手指名に切り替えるチームに分かれるイメージです。今年は野手候補が少ないので繰り上げてでも確保したい球団が出てくると予想して3人入れています。26日の本番が終わった後で何人当たったか?の答え合わせが楽しみですね!
②豊作ポジション・不作ポジション
豊作ポジション→大学生投手
不作ポジション→二遊間&外野手
巷での評判通り大学生投手の候補がとにかくたくさんいる一方で二遊間や外野手を筆頭に野手の候補が物足りないです。来年2024年ドラフトでは宗山塁(遊撃手・明治大学)、西川史礁(外野手・青山学院大学)、渡部聖弥(外野手・大阪商業大学)といった1位候補の野手が揃っていることを念頭に置いてドラフトに臨む球団も多いでしょう。しかしこれらの選手もくじ引きになったりして必ず獲れる訳ではありません。そのため野手で確実にこのポジションが欲しいという球団が、評判より高い位置で欲しい選手を確保するような指名が起こるのではないかと予想しています。
③主な志望届未提出選手
夏の甲子園大会を彩ったスター選手の多くは大学進学を選びました。佐々木麟太郎選手はアメリカの大学なので中々見られませんが、丸田選手は慶應義塾大学なので六大学リーグ、橋本選手は中央大学なので東都大学リーグが次のステージとなりますが、スポーツブルのサイトからそれぞれBIG6.TVとプレユニTVにて無料でネット中継が見られます。いい時代になったものです。高校生は4年後の大学生として、大学生は2年後の社会人として、その他にも独立リーガーとしてプロ野球を目指す選手達をこれからも応援しましょう!
さいごに
以上今後の記事についてとドラフト全体の展望について見てきました。個人的にこのドラフトという催しが本当に大好きで、それぞれの選手が今までの人生で培ってきたストーリーとそれぞれの球団が長い年月築き上げてきたストーリーとが交差する瞬間がたまらないというか何というか・・・中々言語化するのは難しいですがとにかく毎年ワクワクしますね。
次回からは球団別に1チームずつ見ていきたいと思います。順番はウェーバー順、なので中日からです。
【2023年ドラフト】中日ドラゴンズ:補強ポイントと指名予想でまたお会いいたしましょう!
それではここまで長文を読んでくださった方々、
誠にありがとうございました。鉄太郎でした!
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